富士通

 

  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. JAバンク兵庫様 渉外業務で利用するハンディ端末機の機能をスマートフォンに集約
  • English

PRESS RELEASE (サービス)

2009年8月14日
富士通株式会社

JAバンク兵庫様 渉外業務で利用するハンディ端末機の機能をスマートフォンに集約

JA信用事業の全国統一電算システムとスマートフォンの連携を初めて実現

当社は、JA兵庫信連様(所在地:兵庫県神戸市、代表理事理事長:中村芳文)より、JA信用事業の全国統一電算システム(以下、JASTEM)とスマートフォンを連携し、信用事業の渉外業務を効率化するシステムを、このたび受注いたしました。

本システムは、貯金や貸出などのお客様情報・訪問予定などを管理するJASTEMの窓口端末と連携する渉外業務専用ハンディ端末機の機能をスマートフォン(Windows® ケータイ「F1100」)に集約することで、持ち運び時の利便性や強固なセキュリティを実現し、また、システム導入コストの削減も図ることが可能です。

これにより、渉外担当者は、従来、ハンディ端末機と携帯電話の2台を携行していましたが1台に集約され、持ち運びの負担軽減と、通話と業務作業の利便性向上が図れます。

また、スマートフォンの持つ保存データの暗号化機能や、データ消去を行うワイプ機能、指紋認証機能などの豊富なセキュリティ機能により、万が一の紛失時においても、お客様の重要な情報を守ることが可能です。

当社は、2009年7月にJASTEM窓口端末と「F1100」との接続検証を完了し、2010年1月の本格稼働(約1,000台導入)に向けてシステム構築を進めてまいります。

JAバンク兵庫様(県内14JAおよびJA兵庫信連)では、変化の激しい金融市場において、お客様に対するきめ細かなサービスとスピードアップを図るとともに、お客様の大切な情報を守る強固なセキュリティを有する渉外業務支援システムを検討されていました。

今回、「F1100」を活用したシステムを採用された背景には、「F1100」が、「使いやすく軽量」「強固なセキュリティ」「Windows OS搭載で汎用性が高く他システムとの連携がしやすい」などが評価されたものです。

システム利用イメージ


各JA様店舗に設置されたJASTEM窓口端末から渉外担当者がスマートフォンへ当日の訪問予定などの取り込みを行ない、お客様先で集金結果の入力、モバイルプリンタと連携した集金の受取書印刷や利回り/融資返済金額などのシミュレーションなどを実施します。また、帰店後に入力した集金実績などをスマートフォンからJASTEMシステムに反映します。


システムの特長

  1. ハンディ端末機の機能の集約が可能な「F1100」を採用
    • 従来の専用ハンディ端末機に比べ小型・軽量(30%削減)で、低コストで導入できます。
      また、携帯電話としても活用できるため、利用者の利便性が向上します。
    • 「F1100」の無線通信機能(Bluetooth)により、モバイルプリンタを使用して訪問先で必要な印刷が行なえます。
  2. 豊富なセキュリティ対策
    • スマートフォン向けのセキュリティソフトウェアをインストールすることで、スマートフォン内蔵メモリや外部メディアのデータの暗号化ができます。また、データを削除できるワイプ機能を活用することで、紛失や情報漏洩のリスクに対して多重のセキュリティ対策が可能です。
    • 端末の利用者認証には「F1100」に標準搭載された指紋認証機能を使用できます。

JAバンク兵庫様では、今回の導入するシステムを渉外業務支援としてだけではなく、「F1100」を今後さまざまな社内業務システム、メールシステムなどとも連携して活用していくことも検討されています。

当社では、これまでの豊富なシステム構築実績を活かして、JAバンク兵庫様のモバイル業務拡大、業務効率の向上に貢献してまいります。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

本件に関するお問い合わせ

農林水産事業本部 農中・JAバンクビジネス推進室
電話: 03-6252-2771(直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。