PRESS RELEASE
2009年7月21日
富士通株式会社
米国サン・マイクロシステムズ社
4モデルに1.6GHzの新プロセッサを搭載し、仮想化機能を強化
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦、以下、富士通)と米国サン・マイクロシステムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:ジョナサン・シュワルツ、以下、サン)は、「UltraSPARC T2」および「UltraSPARC T2 Plus」プロセッサを搭載する「SPARC Enterprise」4モデルの性能を強化し、本日より販売開始します。
「SPARC Enterprise T5120」、「SPARC Enterprise T5220」、「SPARC Enterprise T5240」、「SPARC Enterprise T5440」は、1.6GHzの新プロセッサを搭載し性能が向上されるとともに、「SPARC Enterprise T5140」を含めた5モデルについて、仮想化環境を実現するロジカル・ドメイン(LDoms)の機能強化によりデータセンターなどで必要とされる柔軟な仮想化環境の運用管理を実現します。
今回、「SPARC Enterprise T5120」、「SPARC Enterprise T5220」、「SPARC Enterprise T5240」、「SPARC Enterprise T5440」の4モデルに1.6GHzの「UltraSPARC T2」および「UltraSPARC T2 Plus」の新プロセッサを搭載したことにより、性能を強化しました。「SPARC Enterprise T5440」では、クライアント・サーバ環境におけるJavaアプリケーション性能を測定するベンチマーク指標であるSPECjAppServer®2004ベンチマークにおいて、従来機種に比べ約20%の性能を向上しています。
柔軟な仮想化環境の構築が可能なロジカル・ドメインの最新版(LDoms1.2)において、以下の機能向上を図りました。
富士通とサンは、それぞれのブランドで「SPARC Enterprise T5120」、「SPARC Enterprise T5220」、「SPARC Enterprise T5240」、「SPARC Enterprise T5440」を全世界で販売します。両ブランドの機能は同一です。
「SPARC Enterprise」は、多くのお客様に採用されており、この先も需要が見込まれています。新ラインナップは、お客様により高性能でより高度な仮想化機能を提供します。
今回機能強化されたCMT(Chip Multi-threaded)サーバにより、お客様はパフォーマンスや効率性を犠牲にすることなく、経済性の高いデータセンターを構築することができます。また、あらかじめ装備されている仮想化機能がさらに強化されたことにより、システム統合を推進しサーバの稼働率を飛躍的に高めることができます。
PDF 仕様一覧 (53KB)
PDF 主要ベンチマーク結果(英文) (13KB)
以上
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