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PRESS RELEASE

2009年4月1日
富士通株式会社
富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社

「富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社」を設立

~光モジュール事業の強化~

本日、富士通株式会社(以下、富士通)は、富士通の光モジュール事業と、富士通オプティカルコンポーネンツプロダクト株式会社(以下、富士通オプティカルコンポーネンツプロダクト)、株式会社富士通研究所(以下、富士通研究所)の一部を統合し、「富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社」(以下、富士通オプティカルコンポーネンツ)を新たに設立いたしました。

これにより、富士通グループの光モジュール事業において、営業、研究・開発、製造までの事業体制を新会社として集約・統合し、一元化を図ることで、スピーディーかつ柔軟な事業展開を推進し、お客様のニーズに対応した製品を提供してまいります。

これまでの経緯

これまで、富士通グループでは、富士通が光モジュールの営業、開発、および10G MSA(注1)やLN変調器(注2)などの高機能モジュールの製造を、富士通オプティカルコンポーネンツプロダクトがROSA(注3)やBIDI(注4)などの低速モジュール用デバイスのローコスト製造を、富士通研究所が将来を見越した先端の光モジュール技術の研究・開発を行い、事業展開してまいりました。

富士通は、このたび、急激な事業環境変化への対応力強化、および、お客様ニーズに対応した製品を提供するため、富士通の光モジュール事業と富士通オプティカルコンポーネンツプロダクト、および富士通研究所の一部を統合し、富士通100%出資の新会社として富士通グループにおける光モジュール事業のさらなる強化を図ることを決定し、本年2月17日に発表いたしました。


新会社設立の目的

本日、富士通は、新会社として富士通オプティカルコンポーネンツを設立し、光モジュール事業において、営業、研究・開発、製造の一元化を行い、光モジュール事業の強化を図ります。

  • 独立することで、よりお客様に近いところでスピードある経営を行い、機動力のある事業体を目指します。
  • 製造に関しては、富士通オプティカルコンポーネンツプロダクトと一体化し、製造効率とフレキシビリティーを向上します。
  • 開発に関しては、光モジュール事業本部の開発部門に加え富士通研究所の一部を統合し、開発を強化しスピードを上げ、市場ニーズに沿った製品をタイムリーに投入します。
  • 営業販売については、特にグローバル販売体制とマーケティング機能を強化し、お客様へのサポートを充実させ、市場ニーズの把握に努めます。

富士通オプティカルコンポーネンツの概要

商号 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社(略称FOC)
事業内容 光コンポーネント製品の開発、製造、販売
本社所在地 川崎市中原区上小田中4-1-1(富士通川崎工場内)
代表者の役職・氏名 代表取締役社長 山口 伸英
資本 富士通100%出資
従業員数
(平成21年4月1日現在)
約550名
設立年月日 平成21年4月1日
決算期 3月31日

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 MSA:
Multi Source Agreementの略。電気インターフェース、信号処理手順などの仕様を定義し、複数の企業が標準化された製品を製造することを可能とするもの。
  注2 LN変調器:
ニオブ酸リチウム(LiNbO3)の略。誘電体結晶を用いた光変調器。
  注3 ROSA:
Receiver Optical Sub-Assemblyの略。受信用の小型光デバイス。
  注4 BIDI:
Bi Directional Device の略。アクセス用途などに適用される双方向デバイス。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社
営業統括部
電話: 044-754-3135(直通)
E-mail: sales@ml.css.fujitsu.com


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。