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富士通コンポーネント株式会社の優先株式の引受けによる支援の方針について

当社は、下記のとおり、当社の連結子会社である富士通コンポーネント株式会社（コード番号：6719）（以下「富士通コンポーネント」という。）の優先株式20億円を引受ける方針を決定いたしましたので、お知らせいたします。

なお、本件優先株式の発行時期、内容及び条件等につきましては、今後両社で協議のうえ、決定する予定です。

1. 優先株式の引受けの目的

   本年度後半からの世界同時不況は、富士通コンポーネントの事業活動に大きな影響を与えております。

   同社の主要市場である車載、産業機器、情報通信などの市場環境は今後も厳しい状況が継続すると考えられ、同社は業績の悪化及び事業構造改革に伴う特別損失の計上等により、平成21年度上期中に債務超過となる見込みです。

   当社としては、連結子会社である富士通コンポーネントの債務超過に伴い生じうる同社の事業活動への重大な悪影響発生の可能性を回避することが、当社の企業価値維持の観点から最善の策であると判断し、同社が発行する予定の優先株式20億円を引受ける方針を決定いたしました。

2. 富士通コンポーネントの概要

   (1)商号		富士通コンポーネント株式会社
   (2)代表者		松村 信威
   (3)本店所在地		東京都品川区東五反田二丁目3番5号
   (4)設立年月		平成13年9月
   (5)事業の内容		通信機用リレーおよび民生用リレー、コネクター等の接続部品及びキーボード等の入出力部品並びに各種電子部品、電気応用機器等の製造販売
   (6)決算期		毎年3月末
   (7)従業員数(連結)		3,779名（平成20年3月31日現在）
   (8)純資産		4,182百万円（平成20年12月31日現在）
   (9)総資産		29,005百万円（平成20年12月31日現在）
   (10)資本金		5,764百万円（平成20年12月31日現在）
   (11)発行済株式総数		普通株式 69,269株（平成20年9月30日現在）
   		優先株式 1,000株（平成20年9月30日現在）

   
   
3. 今後の見通し

   本件引受けに伴う当社平成21年3月期の業績に与える影響はありません。

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