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PRESS RELEASE

2009年1月8日
株式会社ジー・サーチ
富士通株式会社

経済産業省 平成20年度 情報大航海プロジェクト“「ここなら」コミュニケーションサービス”の実証実験を開始

富士通グループは、経済産業省が進めるWeb時代における大量情報の有効活用を検討する情報大航海プロジェクトにおいて、プロジェクトの発足当時より、さまざまな活動に参画しています。このたび、富士通グループの株式会社ジー・サーチ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 雅夫、以下:ジー・サーチ)において、情報大航海プロジェクトの先端事業の一環として、微弱ワンセグ電波や可視光通信などの近接通信技術とセンサー技術を活用することで「ここなら」、「ここのみ」の情報を、さまざまな場で生活者に配信し、空間の付加価値を高めるサービス(e空間)を実現する実証実験を行います。富士通グループでは、研究会やコンソーシアムなどの活動を通じて、引き続き情報大航海プロジェクトへ積極的に参画していきます。

実証実験について

  • 実証実験サービス名:「ここなら」コミュニケーションサービス
  • 日時:2009年1月10日(土曜日)~18日(日曜日)
  • 場所:東京都港区六本木ヒルズ内カフェ(「ザ・ムーン」カフェ)
  • 概要:
    1. プライバシーにも十分配慮しながら人の動作や行為の情報をセンサーで収集・解析。その場、その時に合わせた情報を微弱ワンセグ、可視光などの情報通信装置を埋め込んだ照明やテーブルから提供するサービスの実証。
    2. 実空間の刻々と変化する状況を、複数の事業者が利活用できるデータベースの共通フォーマットの開発。併せて、サービスの実現に必要な技術も開発。
    3. アスミック・エース エンタテイメント株式会社が配給する2009年1月16日から公開される映画「ザ・ムーン」とコラボレーションし、各テーブルの来場者に合わせたコンテンツを配信する実証。

ジー・サーチと富士通の実験内容について

実証実験においては、カフェのテーブルごとの、センサーで把握したお客様の着席状況、人数や天気など刻々と変化する(e空間)情報をe空間データベースに格納するデータベースとして富士通の大規模XMLデータベース「Interstage Shunsaku Data Manager」を、また、微弱ワンセグによる情報通信には、富士通のワンセグコンテンツ配信システム「スポットキャスト」を活用しています。

経済産業省の進める情報大航海プロジェクトは、現在のインターネットの中だけのテキスト中心の情報検索ではなく、個人の生活、ビジネスなどあらゆる局面で、必要なときに必要な情報を解析できる情報基盤(プラットフォーム)を実現するもので、ジー・サーチは、経済産業省 平成20年度情報大航海プロジェクト(モデルサービスの開発と実証)に採択され、2009年1月10日から実証実験を進めます。

実験参加企業

  • 株式会社ジー・サーチ(プロジェクト統括、e空間情報データベース開発、実験実施)
  • 富士通株式会社(映像解析技術、微弱ワンセグ)
  • ディーフォーディーアール株式会社(プロジェクト支援)
  • ソフトバンクテレコム株式会社(ライブワンセグ)
  • ナルックス株式会社(照明型ユニットサービス)
  • 日本電気株式会社(赤外線通信機材提供)
  • 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(携帯電話機器類の提供)
  • ピーディーシー株式会社(コンテンツ開発、店舗企画、会場設計・施工)

商標について

記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

株式会社ジー・サーチ 第一営業部
電話: 03-3452-1244


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。