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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2009年1月22日
富士通株式会社

アプリケーション・インフラストラクチャーのマジック・クアドラントで
富士通がリーダー・クアドラントに位置づけられる

当社は、Gartner, Inc.(以下、ガートナー)が2008年12月19日に発表したアプリケーション・インフラストラクチャー製品を評価したマジック・クアドラント(注1)の2部門、「新SOAアプリケーションプロジェクト向けインフラストラクチャー」(注2)および「バックエンドアプリケーション統合プロジェクト向けインフラストラクチャー」(注3)において、「リーダー・クアドラント」に位置づけられました。

ガートナーは、アプリケーション・インフラストラクチャーを「業務アプリケーションを提供するための開発および実行環境の双方を含むソフトウェア・プラットフォーム」と定義しており、リーダーは「現在優れた業績を挙げており、市場の方向性について明確なビジョンを持ち、市場でリーダーの地位を維持するために競争優位性の向上に積極的に取り組んでいる」ことを示しています。

今回ガートナーが発行したマジック・クアドラントにおいて評価の対象になったのは、世界40カ国以上、日本を中心とした3,500社以上のお客様に利用されているビジネスアプリケーション基盤「Interstage(インターステージ)」です。「Interstage」は、ビジネスを見える化し、SOA(注4)の考え方に基づきシステム全体を最適化することで、ビジネスの成長を加速します。

当社は、これからも「Interstage」をベースに、お客様のSOAに基づくシステム開発プロジェクトを支援してまいります。

[関連リンク]Interstage紹介サイト

アプリケーション・インフラストラクチャー

ガートナーはアプリケーション・インフラストラクチャーを「業務アプリケーションを提供するための開発および実行環境の双方を含むソフトウェア・プラットフォーム」と定義し、そこには「ランタイム・ミドルウェア、アプリケーション開発・管理ツールの大部分が含まれ、それらはSOAやイベント駆動型アーキテクチャー(EDA)、ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)をベースとする新世代のアプリケーション・スタイルを支援する」とレポート(注5)で述べています。今回発行されたマジック・クアドラントはアプリケーション・インフラストラクチャーをSOAに基づくシステム開発プロジェクトの目的に沿ってガートナーが評価したものです。

新SOAアプリケーションプロジェクト向けインフラストラクチャー

本レポートは「サービス指向の新たなビジネス・アプリケーションを開発・配備することを主眼とする購買者の視点から」アプリケーション・インフラストラクチャーを評価したものです。そしてこの部門のリーダーは「市場の実態に対する鋭い理解、信頼できる実績、市場の方向性への影響力、追随者を惹きつけ続ける力、市場をリードする力を併せ持っている」と定義されています。

当社はこの部門に向け以下の製品を提供しています。

  • Interstage Interaction Manager (Webフロントアプリケーション構築基盤)
  • Interstage Business Process Manager (ビジネスプロセス管理)
  • Interstage Business Process Manager Analytics(ビジネスプロセス監視・分析)
  • Interstage Service Integrator (エンタープライズ・サービスバス)
  • Interstage Host Access Service (メインフレーム連携)
  • Interstage Application Server (アプリケーションサーバ)
  • Interstage Studio (統合開発環境)
  • CentraSite (サービスリポジトリ)
  • Interstage Application Development Cycle Manager (アプリケーションライフサイクル管理)

バックエンドアプリケーション統合プロジェクト向けインフラストラクチャー

ガートナーによると、「本レポートはバックエンドのデータやアプリケーションの業務ロジックの統合を主目的とするプロジェクトに関連する製品の能力に重点を置いています。このようなプロジェクトは導入済みのパッケージ・アプリケーションやレガシー製品、新たなカスタムメイドのアプリケーション、サービス・プロバイダーに提供されたアプリケーションといった資産の結合性やそれらへの一貫したアクセスを可能とするものです」。またこの部門のリーダーは、「革新的機能を提供するとともにSOAやBPMといった取り組みをサポートする統合テクノロジーを拡充することによって、バックエンドアプリケーション統合プロジェクトにおける課題への理解を示しています」。

当社はこの部門に向け以下の製品を提供しております。

  • Interstage Business Process Manager (ビジネスプロセス管理)
  • Interstage Service Integrator (エンタープライズ・サービスバス)
  • Interstage Host Access Service (メインフレーム連携)

マジック・クアドラントの免責条項

本マジック・クアドラントは、2008年12月19日よりガートナーが著作権を有しており、その許諾を得て再掲したものです。マジック・クアドラントは、特定の時点や期間における、特定の市場を図式的に表現したものです。これは、ガートナーの採用した定義に基づいて、当該市場向けの基準に特定のベンダーを当てはめた場合の評価をガートナーが分析したものです。ガートナーは、マジック・クアドラント内に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また「リーダー」クアドラント内に位置付けられたベンダーのみを選択するようテクノロジーの利用者に助言するものではありません。マジック・クアドラントの用途はリサーチ・ツールに限定されており、特定の行為に導く意図を有しておりません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 マジック・クアドラント:
ガートナーによる定義:「マジック・クアドラントは、個々の市場領域で活動しているベンダー各社の相対的な位置関係を明らかにすることで、その市場の現在の状態をスナップショットとして視覚的に表したものです。マジック・クアドラントでは、ビジョンや実行能力の高さに応じてベンダー各社が評価されます。均一な一連の評価基準に基づいて視覚的に表現することで、現時点における市場の状況と今後の方向性をひと目で分かりやすく示します。」
  注2 新SOAアプリケーションプロジェクト向けインフラストラクチャー:
ガートナーが定義するアプリケーション・インフラストラクチャー3部門の中の1つ。この部門におけるマジック・クアドラントは以下のレポートにより評価されている。
"Magic Quadrant for Application Infrastructure for New Systematic SOA Application Projects", Gartner, Inc., 19 December 2008, by Yefim V. Natis, Massimo Pezzini, Jess Thompson, Kimihiko Iijima and Daniel Sholler.
  注3 バックエンドアプリケーション統合プロジェクト向けインフラストラクチャー:
ガートナーが定義するアプリケーション・インフラストラクチャーの3部門の中1つ。この部門におけるマジック・クアドラントは以下のレポートにより評価されている。
"Magic Quadrant for Application Infrastructure for Back-End Application Integration Projects", Gartner, Inc., 19 December 2008, by Jess Thompson, Daniel Sholler, Yefim V. Natis, Massimo Pezzini, Kimihiko Iijima, Rafaella Favata and Paolo Malinverno.
  注4 SOA:
Service Oriented Architecture(サービス指向アーキテクチャー)。情報システム全体をサービスの集まりとしてとらえ、ハードウェアやOS・言語に依存せず、共通インターフェースであるエンタープライズ・サービスバスを通じ、自由に連携・利用できるシステム構造を規定するソフトウェアアーキテクチャー。
  注5 レポート:
以下のレポート。
"Magic Quadrants for Application Infrastructure Reflect New Dynamics in Software Markets", Gartner, Inc., 19 Decemeber 2008, by Yefim V. Natis, Massimo Pezzini, Jess Thompson, Daniel Sholler and Kimihiko Iijima.

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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