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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2009年1月19日
富士通株式会社

世界初、国際エネルギースタープログラム4.0に対応した
PCサーバ「PRIMERGY TX120 S2」を販売開始

~ グリーンITによりお客様の環境負荷の低減を支援 ~

当社は、業界最高水準の低消費電力・静音・省スペースを実現する高信頼1WAYコンパクトサーバ「PRIMERGY(プライマジー)TX120」を一新し、デスクトップ型サーバとしては世界初(注1)となる国際エネルギースタープログラム4.0(注2)に対応した「PRIMERGY TX120 S2」を本日より販売開始します。

「PRIMERGY TX120 S2」は、低消費電力CPUの採用に加え電源変換効率(注3)の向上や冷却ファンの削減により、最大消費電力を従来モデル比31%減となる120ワットまで低減した地球に優しい省電力サーバです。

また、従来モデルからの静音性・省スペース性を継承しながらも、2.5インチSAS(注4)ハードディスクを最大4台まで搭載できるため、RAID(注5)5やRAID1+0のディスクアレイ構成を必要とされるお客様にもお使いいただくことが可能です。

「PRIMERGY TX120 S2」は、高信頼コンパクトサーバとして進化を続け、SOHOや小規模オフィス・店舗などで使われるお客様の幅広いニーズに応えていきます。

[関連リンク]PRIMERGY TX120 S2

当社のグリーンITへの取り組み

当社は、2007年12月より、グリーンITによりお客様の環境負荷の低減を支援するプロジェクト「Green Policy Innovation」に取り組んでおり、当社の持つノウハウや技術を活かし「ITインフラの環境負荷低減」と「IT活用による環境負荷低減」を推進しています。

このほど、当社の「スーパーグリーン製品」の1つである「PRIMERGY TX120」の省電力性能をさらに進化させた「PRIMERGY TX120 S2」の提供を通じて、「ITインフラの環境負荷低減」によりお客様のCO2削減に貢献してまいります。

新商品の特長

コンパクトサーバ
「PRIMERGY TX120 S2」
拡大イメージ
  1. 優れた省電力性能

    「PRIMERGY TX120 S2」は、以下の技術により優れた省電力性能を実現します。

    1. 低消費電力CPUであるインテル® Core™ 2 Duo プロセッサー T9400(2.53GHz)/P8600(2.40GHz)、インテル® Celeron® プロセッサー 575(2GHz)の採用。
    2. 電源ユニットの改善による80%以上の高い電源変換効率の達成。
    3. 筐体内のレイアウト改善によるクーリング効率の向上に伴うCPU冷却ファンの削減。

    これらの技術により、最大消費電力を従来モデル比31%減となる120ワットまで低減しました。これは24時間365日の運用下において、年間電気料金約5,300円、CO2排出量187キログラムの削減となります。

    [換算係数 : 電気料金設定kWhあたり10.93円、CO2排出量設定kWhあたり0.388キログラム]

  2. ビジネスの継続を支える信頼性

    24時間365日の稼働を確実にするため、ハードディスクには、信頼性の高い2.5インチSASハードディスクを採用し、最大4台まで搭載が可能です。また、RAID構成のバリエーション拡充により、RAID5やRAID1+0の選択が可能となり、容量重視のRAID5およびRAID5+ホットスペア構成や、RAID1よりも高性能なRAID1+0により、性能重視のお客様ニーズにも対応します。

  3. 使いやすさの追求

    従来モデルと同様の32デシベル以下(注6)の静音性と省スペース性、軽量性(最大10kg)を継承しながらも、USBポートの追加(全8ポート)や筐体前面から遠隔制御用インターフェースの操作を可能にするオプションを提供するなど、さらなる使いやすさを追求しています。

なお、「PRIMERGY TX120 S2」の提供開始と合わせて、1WAYタワー型と1WAYラック型の「PRIMERGY」シリーズにおいて最新CPUの採用および標準メモリ容量の拡大による基本性能の向上を図るとともに、2台の物理サーバの冗長化構成により信頼性を高めた新高信頼ハイアベイラビリティシステムサーバ「PRIMERGY TX300HA S4」を販売開始します。

さらには、現在販売中のPRIMERGYにおいて、Windows Server® 2003 R2のパッケージ製品および正規OEMライセンスの提供終了に伴い、Windows Server® 2008ダウングレードサービスの提供を開始します。

販売価格、および提供時期

最小構成タイプの価格です。

商品名(仕様) 希望小売価格
(税込)
提供時期
PRIMERGY TX120 S2
CPU : インテル® Celeron® プロセッサー 575(2GHz)×1、
メモリ : 1GB、ディスクレス
17万5,300円より 2009年1月23日より

なお、新商品の発売にあたり、本日より3月31日(火曜日)まで、期間限定の新発売キャンペーンモデルを販売します。お客様からご要望の多い構成をお求めやすい価格で提供します。

モデル名 型名 CPU メモリ HDD ディスク
コントローラ
CD / DVD バック
アップ
装置
OS 価格
TX120 S2
キャンペーンモデル
PGT12224SW Core2 Duo P8600
(2.40GHz)
1GB 147GB
×2
(RAID1)
オンボード
SAS
コントローラ
DVD-ROM Windows Server 2008 Standard
ダウングレードサービス付き(Windows Server 2003 R2,SE)
オープン価格
[42万5,300円](注7)

販売目標

日本国内におけるPRIMERGY全体の出荷台数を、2008年度9万2,000台と計画。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

添付資料

PDF PRIMERGYラインナップ (122KB)

以上

注釈

  注1 世界初:
財団法人 省エネルギーセンターが公開する2008年12月までの登録情報にもとづく当社調べ。
  注2 国際エネルギースタープログラム4.0:
世界7ヶ国・地域で実施されている、2007年7月に新基準となったオフィス機器の国際的な省エネルギー制度。なお、本制度に適合したモデルは「PRIMERGY TX120 S2 キャンペーンモデル(型名 : PGT12224SW)」のみとなります。
  注3 電源変換効率:
交流電源を直流電源に変換する際の効率。一般的に、コンセントから供給される電気は交流電源であり、コンピュータの多くは直流電源で動くため変換が必要。
  注4 SAS:
Serial Attached SCSIの略。SCSI(コンピュータとハードディスクなどを接続するためのインターフェース)が論理的に発展したシリアル方式のSCSI規格。
  注5 RAID:
Redundant Arrays of Independent Disksの略。複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用する技術。
  注6 32デシベル以下:
稼働時の値。アイドル時は27デシベル。いずれも測定条件はISO7779に準拠。
  注7 42万5,300円:
2009年1月19日現在の富士通ショッピングサイト「WEB MART」での「TX120 S2 キャンペーンモデル」の税込販売価格。本商品はオープン価格のため、販売店によっては価格が異なることがあります。

関連リンク

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本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 : 0120-933-200
受付時間 : 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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