PRESS RELEASE (ネットワークプロダクト)
2008-0191
2008年9月26日
富士通株式会社
~無線基地局からコアネットワークシステムまでトータルに貢献~
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦、以下、富士通)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田 隆持、以下、NTTドコモ)から、次世代高速無線通信網Super3G(Long Term Evolution、以下、LTE)(注1)において大容量の映像や音声データなどの送受信を可能にするコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core、以下、EPC)(注2)を構成するネットワークシステムとして、端末装置とデータの送受信を行なう「S-GW」(注3)と、EPCと企業ネットワークなどの外部ネットワークを接続する「P-GW」(注4)のシステムサプライヤーとして選定されました。
当社は、NTTドコモが展開するSuper 3G(LTE)の、無線基地局装置および端末装置の開発・製造メーカーに2006年に選定されており、今回、無線基地局装置からコアネットワークシステム、端末装置までトータルなシステムの提供を行ないます。
今回EPCを構成するS-GW、P-GWは、富士通がこれまでに培ってきた局用交換機技術と、IPの技術力を活かし、ノキアシーメンスネットワークス(注5)がグローバルに展開しているハードウェアやソフトウェアを当社がトータルにインテグレーションして提供するシステムです。両社の技術により、1システムあたりの大容量化、トラフィック条件に応じた柔軟なシステム構成への対応を可能とし、従来に比べ、より省スペースで効率的な運用を実現します。
当社は、従来からNTTドコモのネットワークインフラシステムや携帯電話端末の納入パートナーとして、長年に渡り良好なパートナーシップを築いており、今後も、Super3Gにおけるトータルな支援を通じて、高品質・高性能な製品・ソリューションを提供してまいります。
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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