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PRESS RELEASE

2008年9月2日
富士通株式会社
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
Nanya Technology Corporation

特許紛争和解にともなう特許ライセンス契約締結について

富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦、以下、富士通)のグループ会社であるLSI専業会社の富士通マイクロエレクトロニクス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡田晴基、以下、富士通マイクロエレクトロニクス)とNanya Technology Corporation(本社: 台湾、Chairman:Chia Chau Wu、以下、ナンヤ・テクノロジー)は、2008年9月2日付で特許ライセンス契約を締結し、両社間の特許紛争は和解いたしました。本契約には、金銭的な取り決めについてのライセンス条件が含まれています。

本契約に基づき、富士通は、ナンヤ・テクノロジーのDRAM製品の日本への輸入差止申立を取り下げるとともに、米国でのナンヤ・テクノロジーに対する法的手続きを終了いたします。またナンヤ・テクノロジーも、日本および米国での富士通に対する法的手続きを終了いたします。その他の契約条件は明らかにしていません。

富士通と富士通マイクロエレクトロニクスは、ナンヤ・テクノロジーと和解したことを歓迎いたします。富士通と富士通マイクロエレクトロニクスは、長年にわたり半導体の研究・開発を行い、半導体メモリを含むLSI分野において、全世界で1万件を超える特許を生み出してまいりました。 これらの特許ポートフォリオが尊重され、契約締結に至ったことを喜ばしく思います。富士通マイクロエレクトロニクスは特許を含む知的財産を重要な経営資源と位置づけており、事業運営のために、今後とも知的財産を活用してまいります。

ナンヤ・テクノロジーは、富士通マイクロエレクトロニクスと和解したことを歓迎いたします。両社間の3年にわたった訴訟が終結し和解したことで、ナンヤ・テクノロジーは、DRAM産業の研究開発においてリーダーシップを発揮することに専念し、技術開発や顧客サービスにリソースを振り向けてまいります。

以上

本件に関するお問い合わせ

富士通株式会社
広報IR室
電話: 03-6252-2175(直通)


Nanya Technology Corporation
Dr. Pei Lin Pai
電話: +886-3-3281688 x1008
E-mail: plpai@ntc.com.tw


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