PRESS RELEASE

富士通とマイクロソフト、「富士通 Hyper-V™ 仮想化センター」を共同で設立

～仮想化システムの構築強化に向けて～

富士通とマイクロソフトは、これまで「Windows Server 2008」に関し、共同での開発・検証やグローバルにおけるマーケティング活動など、広範囲にわたり密接に連携してきました。今回、さらなる協業強化の一環として、富士通がこれまで数多くのプロジェクトで培ったシステム構築技術とマイクロソフトの先進の仮想化テクノロジーを融合し、「Hyper-V」による優れた仮想化システムの構築を支援する「富士通 Hyper-V 仮想化センター」を本日設立します。

本センターは、マイクロソフトが本年夏に予定している「Hyper-V」の正式提供を前に設立するもので、製品提供開始後にお客様に安心して「Hyper-V」による仮想化システムをご利用いただくための環境を提供することを目的とします。

「富士通 Hyper-V 仮想化センター」の活動内容

富士通グループならびにパートナー企業各社のSE・営業を対象に以下の活動を行います。

1. 技術および商談支援

   富士通が蓄積したシステム構築技術とマイクロソフトの製品技術をもとに、「Hyper-V」による仮想化システムの導入検討、設計、構築フェーズにおける商談支援および技術支援窓口として、速やかなシステム設計と構築を支援します。

2. 導入検討、構築フェーズの支援ツールを提供

   物理環境から「Hyper-V」による仮想環境への移行やサイジングに必要な技術情報・ノウハウを提供します。また、マイクロソフトの「Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008」など、各種ツール・テクノロジーを活用することにより、仮想化システムをより速やかに導入できるよう支援します。

3. 情報提供

   「Hyper-V」による仮想化システムの提案パターンや設計情報、構築事例など、構築および運用に必要な最新の技術情報を提供します。

4. 人材育成

   「Hyper-V」に関する技術研修、教育を実施し、「Hyper-V」エンジニアを育成します。また、初年度500名規模の技術者を育成し、お客様に対して万全の支援体制を構築します。

「富士通 Hyper-V 仮想化センター」の体制

両社より、専任の技術者を結集し、上記活動を実施します。また、お客様システムの導入検討に際し、サーバ総数320台の検証環境を利用し、デモンストレーションの実施や実機検証作業の支援を行います。

商標について

Hyper-V、Microsoft、Windows Server は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。

その他、記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  注1 Hyper-V：

Windows Server 2008の新機能である仮想化ソフトウェア。「Hyper-V」機能については、64ビット版Windows Server 2008でのみ使用可能。現在販売中のWindows Server 2008にはHyper-Vのベータ版が同梱されており、「Hyper-V」機能の正式版は2008年8月頃に提供予定。現在、出荷候補版「Microsoft Hyper-V Release Candidate 1」日本語版がMicrosoft Virtualizationより入手可能。

関連リンク

• PRIMERGYのWindows情報
• Microsoft Virtualization（マイクロソフトの仮想化紹介サイト）

本件に関するお問い合わせ

［報道関係者お問い合わせ先］
富士通株式会社
広報IR室
電話 ： 03-6252-2174（直通）

マイクロソフト株式会社
広報部
電話 ： 03-4523-3210

［お客様お問い合わせ先］
富士通コンタクトライン
電話 ： 0120-933-200
受付時間： 9時～17時30分（土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）

マイクロソフト カスタマーインフォメーションセンター
電話 ： 0120-41-6755

---

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。