お知らせ
2008年4月11日
富士通株式会社
~環境にやさしい「サステナブルデザイン」の取り組みを紹介~
当社は4月16日から20日までイタリア・ミラノで開催される「JAPAN DESIGN 2008 -INNOVATION-」展(主催:財団法人日本産業デザイン振興会)に出展します。
本展示会は世界最大級のインテリアとデザインの見本市であるミラノ・サローネ(Salone Internazionale del Mobile)の一環としてミラノ市トルトーナ地区で開催されるデザイン展で、自動車や家電、情報関連機器、生活用品など日本の主要な産業分野から15社が参加し、各社の製品やプロトタイプ(試作品)の展示を通じて、ジャパンデザインをミラノから世界へ発信するものです。
当社は、コンセプトデザインパソコン(以下、PC)のプロトタイプである「WoodShell」と、植物性由来のプラスチックを筐体の一部に採用したノートPC「FMV-BIBLO NX95Y/D」を出展し、人と地球にやさしい「サステナブルデザイン」(注1)への取り組みを紹介します。
当社は、海外で開催されるデザイン展に、2005年からPCや携帯電話などのコンセプトデザインを出展しており、グローバルに新しいデザインの提案をしてきました。今回は、環境にやさしい「サステナブルデザイン」の一つとして、コンセプトデザインPCのプロトタイプである「WoodShell」と、日本で実際に販売されている植物性由来のプラスチックを採用したノートPC「FMV-BIBLO NX95Y/D」を出展いたします。
「WoodShell」は、PCの素材に天然素材(杉の間伐材)や植物性プラスチックを採用し、地球の環境や資源を大切にするとともに、製品を単なる道具でなく愛着を持ち、長く使っていただくことを考慮した、人と環境に優しいコンセプトデザインPCのプロトタイプです。
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環境問題が注目される中、植物性プラスチックは、化石原料使用量や炭酸ガス発生量が少なく、環境への負荷が少ないため、環境にやさしい素材として非常に注目されている素材の一つです。
当社は、とうもろこしを原料とした植物性プラスチックをPC部品の素材として2002年に世界で初めて開発し、PC素材に採用しました。
開発当時の植物性プラスチックは、一部の小さな部品への採用に限られましたが、改良を重ねることによって、さまざまな条件に適応できる新しい植物性プラスチックを誕生させました。今回展示する「FMV-BIBLO NX95Y/D」には、筐体の約3割に植物性プラスチックを採用(注2)しています。
展覧会名 |
: | JAPAN DESIGN 2008 -INNOVATION- |
会期 |
: | 2008年4月16日(水曜日)~20日(日曜日)5日間 10時~22時 |
会場 |
: | Fondamenta Jahier Via Solari 37 / 39 Corner Via Stendhal, Milan(イタリア・ミラノ市内・トルトーナ地区) |
主催 |
: | 財団法人日本産業デザイン振興会 |
出展予定企業 |
: | 全15社 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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