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PRESS RELEASE(サービス)

2008-0057
2008年3月31日
富士通株式会社

タイでデータセンターサービスを提供開始

~日本国内と同等レベルの運用品質を確保、海外拠点のIT運用の安定性を向上~

当社グループの富士通システムズビジネス(タイランド)(本社:バンコク、President:三国 隆文)はこのたび、タイのバンコク東部バンナーにデータセンターを新設し、在タイの日系企業のお客様に向けたサービスの提供を開始しました。

新設されたデータセンターの設備では、火災予兆検知機や漏水検知システムなど、トラブルの未然予防設備のほか、本線予備線2回線による電力供給やUPS(無停電電源装置)・自家発電を完備し、有事の際にも安定したシステム運用を実施することにより、高機能かつ多様化するお客様のシステムに対するニーズに柔軟に対応します。また、当社の手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を導入し、徹底した入退室管理を実施するなど万全なセキュリティ対策を施しています。国内50拠点、海外で15カ国30拠点に展開する当社グループのデータセンターにおける技術と運用ノウハウを結集し、高品質なデータセンターサービスを提供します。


【写真】タイのデータセンター内のマシンルーム

タイは、日系企業が多く進出する、アジア地域における生産拠点の中核となっています。投資ルールの策定やサービス自由化による事業環境の整備が進み、今後も日系企業の進出がますます拡大するものと考えられます。また、事業継続の観点から情報システムを停止させないことが重要になっている昨今、洪水や暴風による停電などのリスクが顕在化するなかで、電力供給や通信回線の品質を維持し、安定したシステム運用・管理を実施することが現地における日系企業にとって大きな課題となっています。

このような背景を踏まえ、このたび、当社グループの富士通システムズビジネス(タイランド)は、タイにデータセンターを開設しました。本データセンターは、東南アジア地区においてはシンガポール、マレーシアに続く、当社グループ3拠点目のデータセンターになります。


センター概要

  1. 立地仕様 : バンコク市内より車で15分
  2. 建屋仕様 : 空調設備、UPS、自家発電、床荷重1トン
  3. セキュリティ仕様 : 手のひら静脈認証装置を活用した入退室管理、監視カメラ、非接触式カード

本センターにはオペレーターが24時間常駐し、お客様システムの運用状況を監視するほか、サービスマネージャーによるインシデント情報や運用状況の定期レポーティングなどを実施し、日本国内同等レベルの高い運用品質を確保した幅広いサービスを日・英・タイ語で提供します。また、同センターの中に海外ネットワークアクセスポイントが併設されており、安定したインターネット回線の利用ができます。さらに、陸上のネットワーク回線と海底ケーブルを組み合わせて利用することにより、地震など災害の影響による通信障害のリスクを低減できます。

当社グループは、運用サービスを中心に、お客様のシステムの企画・設計・構築を実施するライフサイクル提案を推進しています。データセンターサービスをその契機となる基幹事業と位置づけ、今後もグローバルにお客様の事業の発展、競争力向上に貢献していきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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本件に関するお問い合わせ

サービスビジネス本部 アウトソーシングサービス推進部
電話 : 03-6424-6246 (直通)


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