PRESS RELEASE (サービス)
2008-0018
2008年2月1日
富士通株式会社
~ 大阪と金沢の都市再開発エリアや観光地において、ワンセグコンテンツを配信 ~
当社は、総務省 近畿総合通信局様(以下、近畿総合通信局)および総務省 北陸総合通信局様(以下、北陸総合通信局)が、2月上旬におこなうワンセグ対応携帯端末を利用した都市再開発エリアや観光地の人々に向けた情報提供の実証実験を支援します。
本実験には、店舗や美術館などにおいて店頭やショーケース、展示品前など限定されたスポットエリアにいる人に対して情報提供をおこなう、当社の微弱電波対応のワンセグコンテンツ配信システム「スポットキャスト」が採用されています。
今回、近畿総合通信局では、大阪市 阪急三番街のレストランやカフェなどの前にて店舗情報を、また、北陸総合通信局では、金沢市内の金沢能楽美術館において、能の画像や展示品の解説などを配信します。
両総合通信局では、住民や観光客に対する地域密着型で利便性の高い情報提供による都市活性化、安心安全な街づくり、観光地における地域の観光産業支援などの実現を目指しており、今回は、携帯端末向けサービスであるワンセグ技術を活用したシステムの検証を実施します。
【 実証実験イメージ 】 |
実証実験では、「スポットキャスト」を使って実験用ワンセグコンテンツを配信し、実際にワンセグ携帯端末で受信するという情報の新しい提供形態を両総合通信局の調査研究・検討会にて検証します。
当社は、ワンセグコンテンツ配信システムの送信機材の提供および送信コンテンツの作成を担当します。
当社の独自技術を用いた「スポットキャスト」は、昨今普及が進んでいる「ワンセグ対応携帯端末」の活用法として、今までの「ワンセグ=ブロードキャスト」という観点を変えた、世界初の微弱電波によるワンセグコンテンツ配信システムです。現在、実用化に向け検証中であり、店舗や美術館などにおいて商品や作品情報などを限定されたエリアにいる人に対して独自のワンセグ動画コンテンツを配信し、従来とは違う新しい情報提供モデルを提案します。
今後当社は、「スポットキャスト」を活かした当社独自のサービスビジネスや他社との連携ビジネスを推進してまいります。
「都市再開発エリアにおけるユビキタスネットワークによる情報提供システムに関する調査研究会」
近畿圏の大規模都市再開発地区の安心安全で活性化した都市作りの方策の一つとしての「ワンセグ情報提供システム」の構築について実現性や有用性を検証する。
地下街(大阪市 阪急三番街)でレストランやカフェなどの前に「スポットキャスト」送信機を設置し、店舗情報などを配信する。
2008年2月1日(金曜日)~14日(木曜日)13時~19時
大阪府大阪市北区芝田1丁目 阪急三番街 地下2階
「高速無線LAN技術等を活用した観光情報支援システムに関する調査検討会」
ワンセグ映像配信技術を活用した観光情報支援システムを構築し、通信試験を通じて検証をおこなうことにより、技術的条件や課題を明らかにする。
金沢市内の金沢能楽美術館において、設置した「スポットキャスト」送信機から能の画像や展示品の解説を日本語および中国語にて配信をおこなう。
2008年2月5日(火曜日)~8日(金曜日)
一般公開は2月8日(金曜日)10時30分~12時
金沢市広坂1丁目2番25号 金沢能楽美術館 2階 映像ギャラリー
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
サービスビジネス本部 ネットワークビジネス推進統括部
ネットワークサービス推進部
電話: 03-6424-6263 (直通)
E-mail: nw-spotcast@ml.css.fujitsu.com
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