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PRESS RELEASE (サービス)

2008-0002
2008年1月15日
富士通株式会社

3次元CADソフトウェア「SolidMX V3.0」販売開始

2次元CADとの融合を強化し、最大50%操作性を向上

当社はこのほど、製造業の開発設計を支援する3次元CADソフトウェア「SolidMX(ソリッドエムエックス)」の新製品として、日本のものづくりで慣れ親しまれている2次元CADの操作性との融合を強化し、従来製品に比べ操作数を最大50%削減した「SolidMX V3.0」を開発し、販売を開始します。

新製品では、3次元空間上で、2次元CAD特有の直感的な操作性で3次元モデルを直接編集することができる「3Dダイレクトスケッチ」機能をはじめ、試行錯誤しながら精巧かつ高品質な製品を作り上げる日本のものづくりの設計に不可欠となる200項目以上の機能強化を行いました。

当社は、新製品の提供により、日本の製造業においてお客様の設計作業の効率化と設計品質向上に貢献していきます。


【3Dダイレクトスケッチ機能】

近年、製造業では、世界市場での製品開発競争が激化し、設計者には製品の品質向上、納期短縮、コスト削減に加え、環境配慮も求められています。そこで、3次元CADを導入し、開発のコンカレント化、後工程や他部門での3次元データの活用を図る、といったメリットに大きな期待がよせられていますが、従来の欧米型の3次元CADでは、蓄積された膨大な2次元図面の流用時や立体的に設計する必要がない場合も3次元で設計しなければならないといった運用面と操作性での課題がありました。

当社では、日本の設計文化には、3次元CADおよび2次元CADのメリットを最大限に活用することが重要であると考えています。新製品は、3次元空間上で、2次元CADの直感的な操作性で3次元モデルを直接編集することができる「3Dダイレクトスケッチ」機能により、製品形状の検討と立体化を容易にし、上記の課題を解決するとともに、3次元設計の適用を拡大を促進します。新製品では、従来製品をご利用いただいている2,000社以上のお客様のご要望に基づき、200項目以上にわたる3次元、2次元双方の操作性、運用性について、機能の追加および強化も行いました。

お客様は、新製品を活用することで、立体モデルを必要とする部分は3次元で、また平面設計が適している部分は、イメージを図面化しやすい慣れ親しんだ2次元を用いて、効率よく設計を行うことができます。これにより、従来製品に比べ、設計に伴う操作数を約50%削減できます。

当社は今後も、製品の企画・設計・開発・ものづくり現場、販売、サポートまでを統合的に支援する「PLMソリューション」の提供にあたり、お客様の要望にお応えしながら、次世代の開発設計環境を強力に支援していきます。


販売価格、および出荷時期

製品名 販売価格(税別) 出荷時期
SolidMX V3.0 119万円 1月15日

販売目標

今後3年間で、1万5,000ライセンス


動作環境

OS
 :  Microsoft® Windows® 2000
Microsoft® Windows® XP(64ビット版の場合は、32ビットモードでの動作となります。)
Microsoft® Windows Vista® Business (32ビット版)
Microsoft® Windows Vista® Ultimate(32ビット版)
対象機種  :  当社製「FMV」シリーズ、「CELSIUS」シリーズなどのAT互換機
CPU  :  Pentium® IIIプロセッサ以上を推奨
物理メモリ  :  512メガバイト以上を推奨
仮想メモリ  :  1ギガバイト以上を推奨
グラフィック  :  OpenGL対応グラフィックボード
HDD容量  :  766メガバイト以上

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 午前9時~午後5時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
E-mail: plm-info@cad.ssg.fujitsu.com


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