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PRESS RELEASE (サービス)

2007-0242
2007年12月5日
富士通株式会社

富士通東京第2システムセンターの開設について

~ 都心ニーズにお応えする国内最高水準のデータセンターサービス~

当社はこのほど、アウトソーシングサービスの新たな拠点として「富士通東京第2システムセンター」を開設し、本日よりサービスの提供を開始します。

当社はこれまで、アウトソーシングサービスの拠点として、館林・明石・東京の3大メインセンターと、全国に設置された46拠点の地域データセンターでビジネスを展開してきましたが、50拠点目として、このたび「富士通東京第2システムセンター」を開設しました。

本センターでは、都心立地の利便性のもと、世界最高水準のフィジカルセキュリティ、グリーンITに配慮した最新テクノロジー、国内No.1シェアを誇るアウトソーシングサービスで培ったマネジメント技術や運用管理ツール群を標準実装し、新たなデータセンターサービスを提供します。

近年、企業・官公庁のお客様においては、中核業務へのリソース集中を図るとともに、コストミニマム化、高品質化、高セキュリティを実現するため、ITシステム運用業務を外部業者に委託するデータセンターアウトソーシングがますます注目されています。

当社はこれまで、アウトソーシングサービスの拠点として、館林・明石・東京の3大メインセンターに加え、全国に設置された46拠点の地域データセンターでビジネスを展開してまいりましたが、昨今の需要の伸びに対応し、50拠点目として、このたび、「富士通東京第2システムセンター」を開設しました。

本センターでは、これまでデータセンターアウトソーシングサービスで培ったノウハウや実績をベースに、最新技術を反映した運用管理ツール群と高品質運用を実現するマネジメント技術を標準実装しました。また、都心ならではの交通利便性やインターネットエクスチェンジ(IX)(注1)至近環境を活かし、世界最高水準のフィジカルセキュリティ技術や省エネ・環境対策とあわせ、オープンネットワーク時代の高集積サーバ環境に対応した新たなサービスを展開していきます。

富士通東京第2システムセンターのサービスコンセプト


富士通東京第2システムセンターのサービスコンセプト

富士通東京第2システムセンターでは、データセンターサービスの基本となる3要素として、ファシリティ基盤・オペレーション基盤・サービスマネジメント技術を融合し、効率性・安全性・信頼性を確保したアウトソーシングサービスを提供します。



データセンターサービスの基本3要素

  1. ファシリティ基盤 (Facility platform)

    東京システムセンターの2倍の供給電力量を確保し、高集積サーバにも対応します。また、手のひら静脈認証技術やRFIDなどを活用した入退室管理や、環境・省エネを考慮した技術の適用など、最先端技術を豊富に活用した堅固なファシリティ基盤を提供します。

    立地仕様
     : 
    地震・火災などの自然災害に強い強固な地盤に立地
    建屋仕様
     : 
    制震構造高層ビルに1,000m2のマシンルーム
    動力仕様
     : 
    東京システムセンター比2倍の供給電力量
     
     : 
    ブレード・サーバなど高集積サーバにも対応
     
     : 
    事業継続(BC:Business Continuity)に対応した安定動力設備
     
     : 
    環境・省エネへの対応技術適用
    セキュリティ仕様
     : 
    手のひら静脈認証装置・RFIDソフトゲート機能など、最先端フィジカルセキュリティ技術採用
    ネットワーク仕様
     : 
    東京システムセンターと東京第2システムセンターを同一セグメント接続
    新機能
     : 
    熱流体シミュレーションの実施による空調機配置・空調噴き出し口の設計
     
     : 
    温度・電流異常監視を実施するLEDセンサーを組み込んだ専用ラック導入
  2. オペレーション基盤 (Operation platform)

    国内No.1シェアのアウトソーシングサービスで培ったノウハウを活かした当社独自の運用管理ツール群を標準装備することにより、お客様システムの構成情報の管理やトラブル時の保守対応などを効率的に実施し、安定した運用サービスを提供します。

    ハードウェア障害の自動検知・通報システム:
    装置故障時の迅速な保守部品調達・CE対応を目的とした、ハードウェアエラー情報の自動検知・通報により、24時間365日常駐するCEが迅速に対応
    ハードウェア、ネットワークの装置内構成情報管理ツール:
    装置構成情報を自動的に収集し、トラブル時には被疑箇所を特定し、迅速なトラブル対応を実施
    CAD図面をベースにした運用設計ツール:
    システム構成をCAD画面上で管理することにより、運用作業の品質向上と効率化を実現
    インシデント管理ツール:
    トラブルや問い合わせ案件などをお客様のシステムごとに管理し、リアルタイム情報共有による迅速な復旧対応とトラブル未然防止に貢献。承認行為を証跡として残す承認証跡管理を実施
    セキュリティ管理ツール:
    映像・入退室管理などセキュリティ情報や、熱・温度監視など付帯設備管理を体系化
  3. サービスマネジメント技術 (Service Management Technology)
    徹底した情報管理によるサービス品質の確保:
    お客様の稼動情報、運用情報、構成情報など運用に関わる全ての情報をサービスマネージャーが管理。蓄積された情報の活用により、プロアクティブな改善アプローチを実施
    標準フレームワークをベースに高品質・効率的なサービスを提供:
    アウトソーシングベンダーとしての豊富な実績をもとに作成された、40種におよぶ運用に関する標準フレームワークをベースに、高品質・効率的な運用設計および運用移管サービスを提供

当社は、運用サービスを中心に、お客様のシステムの企画・設計・構築を実施するライフサイクル提案を推進しています。データセンターアウトソーシングサービスをその契機となる基幹事業と位置づけ、今後も、お客様の事業の発展、競争力向上に貢献していきます。


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 インターネットエクスチェンジ(IX):
複数のインターネットのプロバイダーやデータセンターのネットワーク上の相互接続点。IXに近いほど、通信速度や通信の安定性が向上する。

関連リンク

アウトソーシングサービスセンター紹介

本件に関するお問い合わせ

サービスビジネス本部アウトソーシングサービス推進部
電話: 03-6424-6246(直通)



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