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PRESS RELEASE (サービス)

2007-0208
2007年10月1日
富士通株式会社

富士通のリネンタグが日本通運様の新ユニフォームに採用

~新ユニフォームの紛失防止管理によるセキュリティ強化と業務の効率化を実現~

当社はこのほど、日本通運株式会社(本社:東京都港区、社長:川合正矩、以下、日本通運)様が10月から一新する従業員ユニフォームに、当社と富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:海老原光博、以下、富士通フロンテック)が共同開発したUHF帯()RFIDリネンタグ(以下、リネンタグ)を採用いただきました。

また当社は、日本通運様の「ユニフォーム管理システム」、および新ユニフォームの生産・供給を手掛ける日通商事株式会社(本社:東京都中央区、社長:早川強、以下、日通商事)様の倉庫内の「一括読み取りシステム」のシステム開発も実施しました。

これにより、日本通運様、日通商事様は、新ユニフォームの紛失防止管理によるセキュリティ強化と業務の効率化を図ることができます。




日本通運様の新ユニフォーム、左下が当社のリネンタグ

現在、企業ユニフォームは、紛失による流出や悪用が各業界の共通の課題となっています。日本通運様では、この課題に対してかねてより取り組まれており、今般、いっそうの紛失防止管理強化と業務の効率化を図るべく、新しい管理ツールとして当社のリネンタグを採用し、ユニフォームの一元管理システムを構築されました。


日本通運様で稼動する「ユニフォーム管理システム」は、10月より一新する従業員用ユニフォームに当社のリネンタグを装着して実現するものです。ユニフォームの貸与・廃棄などの状態情報を一元管理してセキュリティ強化を図るとともに、業務の省力化を実現します。




日通商事様では、当社のリネンタグを装着した新ユニフォームを生産するとともに、ユニフォーム配送センター(倉庫)にて、一括読取ゲートを通して入出庫の検品作業を実施する「一括読み取りシステム」を稼動されました。

これにより、大幅な作業効率化を図ることができると同時に、配送センター入出庫時からも日本通運様ユニフォーム情報の追跡が可能となります。高い読み取り率(99.99%以上)と、読み取りエラー時のエラータグ検査機能によってリカバリー運用も完備し、信頼性の高い仕組みを実現しています。


日本通運様、日通商事様では、ユニフォームの生産から廃棄までを通して、1つのリネンタグのIDを活用しており、UHF帯の高い読み取り性能を活かすことで、さまざまな状況での有効な読み取り運用を実現しています。。


リネンタグについて

当社と富士通フロンテックが、2006年5月、世界で初めて開発した、防水、耐圧、耐熱、耐アルカリ性洗浄など、多様な性能を備えたUHF帯RFIDタグです。このリネンタグは、薄型であるとともに耐久性を維持し、洗濯やクリーニング時の曲げや圧力に強く柔軟性に優れているため、さまざまな繊維製品に違和感なく装着が可能です。リネンタグ付きの衣類を一括で読み取ることで、検品作業などの効率化を実現するなど、多数のリネン製品を管理するお客様への導入が期待できます。


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上

注釈

  注 UHF帯:
UHFはUltra-High Frequencyの意味。RFIDに使用される周波数帯のひとつ。電波の性質により、一度に大量のデータを読み取ることができる。

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ビジネスインキュベーション本部 開発部
電話:03-6252-2662(直通)
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