PRESS RELEASE (システムプロダクト)
2007-0095
2007年4月27日
富士通株式会社
~2008年度上期より市場投入~
当社は、メインフレーム資産をオープンサーバで稼働させたいというお客様のニーズの高まりにお応えし、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST™(プライムクエスト)」のラインナップの一つとして、当社の中型メインフレーム用のOSである「OSⅣ/XSP」と、LinuxまたはMicrosoft® Windows Server® が1台の筐体内で並行稼働できるモデルの開発を行っています。本モデルは2008年度上期中に出荷する予定です。
当社は、今後もメインフレーム「GS21シリーズ」およびマルチサーバ「PRIMEFORCE(プライムフォース)」(注1)の継続的なエンハンスを行い、お客様が保有するメインフレームOS「OSⅣ/XSP」、「OSⅣ/MSP」上の資産の長期保全を保証してまいります。
当社は、2005年4月より、自社開発のチップセットを搭載し、主要ハードウェアを二重化し同期動作させることでメインフレームクラスの耐故障性、業務継続性を実現した高性能・高信頼なオープンサーバとして、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を販売しております。
当社は現在、「PRIMEQUEST」をベースに、中型メインフレーム用のOSである「OSⅣ/XSP」と、インテル® Itanium® 2プロセッサー対応のLinuxまたはWindows Server が同一のCPUアーキテクチャー上で並行稼働し、またメインフレームとオープンサーバ両方のI/O装置を接続可能なモデルを開発しており、2008年度上期中に提供開始する予定です。
このモデルにより、メインフレームシステムとオープンシステムを一定期間並行運用しながら、メインフレーム資産を段階的にオープン化していくことができます。また、オープン化完了後は、メインフレーム資産を稼働させていたCPUやメモリ・リソースをオープン資産向けに転用できるため、投資の最適化が可能です。
当社は、今後もメインフレーム「GS21シリーズ」およびマルチサーバ「PRIMEFORCE」を継続的にエンハンスし、お客様が保有する「OSⅣ/XSP」、「OSⅣ/MSP」のメインフレーム資産の長期保全を保証するのに加え、新たに「OSⅣ/XSP」の稼働を可能とした「PRIMEQUEST」の提供により、お客様の次期システムの選択肢を拡大してまいります。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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