PRESS RELEASE
2006年6月20日
富士通株式会社
Trusted Systems on the Net Co., Ltd.
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒川 博昭、以下、富士通)のコーポレート・ファンドは、韓国Trusted Systems on the Net Co., Ltd.(本社:Yuseong-gu, Daejeon、代表理事/CEO:任 連浩、以下、TSonNet)へ10億韓国ウォン(日本円約1.2億円)の出資を行ないました。
富士通グループは、有望ベンチャー企業へ出資を行うためにコーポレート・ファンドを2005年に設立しています。今回、市場拡大が期待されるサーバセキュリティの分野で優れた技術を持つTSonNetへ出資を行ないました。
TSonNetは、今回の出資受け入れにより、経営基盤をより強固なものとし、グローバル市場への展開を加速させます。
(1) 商号 | : | Trusted Systems on the Net Co., Ltd. |
(2) 本社住所 | : | 59-2 Jang-dong, Yuseong-gu, Daejeon, Korea |
(3) 事業内容 | : | サーバセキュリティ製品の開発・販売 |
(4) 売上 | : | 約33億韓国ウォン (2005年) |
(5) 代表者 | : | 代表理事/CEO Im Yeon-Ho [任 連浩] |
(6) 設立 | : | 2000年4月1日 |
(7) 資本金 | : | 12億韓国ウォン |
(8) ビジネス状況 | : | 韓国では、官公庁および自治体において、サーバセキュリティ製品の導入が本格的に実施されている。TSonNetは、この市場で高いシェアを持ち、UNIX、Linux、Windows等のマルチプラットフォームに対応したソフトウェア製品を提供している。1,000台を越えるサーバへの出荷実績を持つ、セキュリティに特化した企業。 |
日本では、民間企業や官公庁などのWebサーバへの不正アクセストラブルやシステム管理者による内部情報漏えいなどにより、サーバセキュリティの確保が重要事項となっています。
2005年12月に情報セキュリティ政策会議より発表された「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準」において、サーバのアクセス制御に関する対策基準として、アクセス制御機能の導入促進が決定されたことなどを受けて、アクセス制御ソフトが注目を集めています。
アクセス制御ソフトは、サーバ管理者についてもその権限を必要最小限に限る機能および改ざん不能なサーバ履歴(ログ)を出力する機能等を提供するため、金融商品取引法や内部統制への対応支援として期待されています。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
富士通株式会社 経営戦略室
電話: 03-6252-2166(直通)
Trusted Systems on the Net Co., Ltd. Research Center
電話: +82-42-360-5041
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