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PRESS RELEASE(システムプラットフォーム)

2006-0081
2006年5月9日
富士通株式会社

世界初のバッチアプリケーションサーバを搭載した「Interstage V8」を販売開始

~ オープンなIT環境で高信頼かつ高速なバッチ処理を実現 ~

当社は、世界で初めてオープンなIT環境で高信頼かつ高速なバッチ処理(注1)を実現するミドルウェア、バッチアプリケーションサーバ「Interstage Job Workload Server(インターステージ ジョブ ワークロード サーバ) V8」を開発し、本製品などをラインナップに加えた新バージョン「Interstage V8」全22製品の販売活動を5月9日より開始します。

昨今、日々のビジネスの変化に迅速に対応するために、SOA(Service Oriented Architecture)により複数業務を連携してシステムを構築する場面が増加しています。これに伴い、一定期間に蓄積した大量データを一括処理(バッチ処理)することに加えて、少量のデータをタイムリーにバッチ処理するニーズが高まっています。

「Interstage Job Workload Server V8」は、世界で初めてオープン環境で高信頼かつ高速なバッチ処理を実現します。あらかじめ計画されたバッチ処理だけでなく、利用者の要求に応じて実行するバッチ処理に対しても、効率的かつ安定した運用を行なうための機能を搭載しており、業務のスピード化と継続的な運用を可能とします。また、大量のデータを一括処理する業務においても、異常時に素早い再実行が可能であり、オープンなIT環境におけるミッションクリティカルなシステムの安定稼働を強力に支援します。

「Interstage」は当社のIT基盤「TRIOLE(トリオーレ)」の中核製品の一つであり、「ITインフラの最適化」、「IT運用の向上」、「安心・安全の追求」、「内部統制」、「ユビキタス」を実現するミドルウェア商品です。

なお、本製品は2006年5月18日(木曜日)・5月19日(金曜日)に東京国際フォーラムで開催される「富士通フォーラム2006」に出展します。

「Interstage Job Workload Server V8」の主な特長

  1. 大量のシェル記述を不要とし、生産性と保守性を従来比5~10倍に向上

    バッチ処理に必要なプログラムとジョブ資源の制御を、これまでの複雑なシェル(注2)記述からXMLで容易に記述可能としました。加えて、業界標準のEclipse(エクリプス)に準拠した統合開発環境「Interstage Apworks(インターステージ エーピーワークス)」でGUIによる 開発を可能とし、従来のシェル記述による開発に比べ、生産性と保守性を5倍から10倍(当社比)に向上します。


  2. 処理要求単位(ジョブ)の実行を高速化し、処理能力を従来比3~5倍に向上

    従来のオープンなIT環境では、オンライン業務から発生する多数のバッチ処理要求を安定して処理することが困難でした。本製品を使用すると、ジョブ単位のシステム資源の事前獲得や同時実行制御の機構により、一度開始したジョブはシステム資源の競合が発生しても異常終了したり終了時間が不安定になったりせず、最後まで正常に終了できます。

    また、「Interstage Application Server(インターステージ アプリケーション サーバ)」のワークユニット技術(注3)により、従来では避けられなかったプロセス(注4)の起動時間を減少させ、ジョブ実行の単位時間あたりの処理能力が3倍から5倍(当社比)に向上します。


  3. 統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker(システムウォーカー)」との連携によるシームレスな運用

    「Systemwalker Operation Manager(システムウォーカー オペレーション マネージャ)」との連携により、ジョブネット(注5)で実行されるジョブの処理結果の確認とジョブスケジュールの変更など、柔軟な運用が「Systemwalker」の操作画面で行なえます。


  4. COBOL資産と既存ノウハウを有効活用したオープン化を支援

    これまでに蓄積されたCOBOL資産や既存ノウハウを有効に活用しながら、業務のオープン化を実現します。


「Interstage V8」その他製品の主な特長

業務システムの最適化を支援するSOA対応を中心に、以下の機能強化を行なっています。

  • 既存資産を活用しながら変化に強いシステムの短期構築を支援するサービスバス製品「Interstage Service Integrator(インターステージ サービス インテグレータ) V8」では、サービスの流れの定義をGUI化することによる操作性の向上を行ないます。
  • 業務プロセスの可視化と問題の早期検出による業務改善を支援する「Interstage BPM Monitoring(インターステージ ビーピーエム モニタリング) V8」では、イベント状況のPush型通知によるアラーム機能の強化を行ないます。
  • ミッションクリティカルオンライン実行基盤である「Interstage Business Application Server(インターステージ ビジネス アプリケーション サーバ) V8」では、これまでのJavaに加えCOBOLで開発されたアプリケーションの実行が可能になります。
  • 携帯電話を活用した業務システムの開発と運用を支援する「Interstage Mobile Manager(インターステージ モバイル マネージャ) V8」では、cHTML(コンパクトHTML)で記述したスクリプトからiアプリを自動生成し、携帯電話の機能を駆使した快適な操作性を実現します。また、さまざまなセキュリティ機能により、携帯電話を安心して業務に適用できます。

販売価格、および出荷時期

製品名販売価格(税別)出荷時期
Interstage Job Workload Server V8672万円から2006年6月末より

「Interstage Job Workload Server V8」の動作環境

[動作OS] Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium)

[適応機種] PRIMEQUEST(プライムクエスト)

販売目標

国内において今後2年間で「Interstage」全体で37,000プロセッサライセンスの販売を計画しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

添付資料

PDF 「Interstage V8」製品概要、および価格一覧 (119KB)


以上

注釈

  注1 バッチ処理:
batch processing。データを一定期間もしくは一定量まとめて、コンピュータで処理を行なう方式。これに対して、リアルタイム処理はデータが発生するごとにコンピュータで処理を行なう方式。
  注2 シェル:
ユーザが入力した指示(コマンド)を解釈して実行するプログラムの総称。
  注3 ワークユニット技術:
アプリケーションを業務処理の単位にまとめる概念であり、「Interstage Application Server」の独自技術。ここでは本技術のうち、業務単位でアプリケーションを起動することにより、要求ごとにプロセスを起動させないために、プロセス起動時間をゼロにする技術。
  注4 プロセス:
OSの処理の実行単位。
  注5 ジョブネット:
実行順序を指定した処理要求単位(ジョブ)の集まり。

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