Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2006-0002
2006年1月5日
富士通株式会社

基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」、
Javaアプリケーションベンチマークで世界最高性能を達成

当社の基幹IAサーバ「PRIMEQUESTTM (プライムクエスト)」の上位モデル「PRIMEQUEST480」は、Javaで記述された業務アプリケーションのベンチマークテストプログラム「SPECjbb®2005(SPEC® Java Business Benchmark 2005)」で、世界最高性能記録(2006年1月5日現在)となる毎秒32万2,719回の処理を達成しました。

「PRIMEQUEST480」

今回のベンチマークテストプログラムは、Intel® Itanium®2プロセッサ(動作周波数1.6ギガヘルツ、以下、ギガヘルツはGHz)を32個で構成した「PRIMEQUEST480」で実行され、2005年12月22日にThe Standard Performance Evaluation Corporation(以下、SPEC®注1)により公開されています。

「SPECjbb®2005」は、Javaで記述された業務アプリケーションが稼働するサーバの性能を評価するベンチマークテストプログラムで、SPEC®が開発したものです。

卸売業の実際の業務である、受注・配送・入出金処理・在庫管理・顧客情報管理などの処理をシミュレーションするため、その結果は実際の業務に即した処理性能の指針として活用できます。

当社は、今後とも、企業経営を支える基幹システムに求められる高信頼性・高性能に向け、継続的に「PRIMEQUEST」の強化を行い、オープンサーバによる堅牢な基幹システムを実現します。



SPEC®により公開された「PRIMEQUEST480」の処理性能

「PRIMEQUEST480」Intel® Itanium®2プロセッサ(動作周波数1.6GHz)32個構成で毎秒32万2,719回(注2)


PRIMEQUESTについて

「PRIMEQUEST」は、オープンサーバの経済性と、メインフレームの信頼性を両立させた世界最強のオープンサーバです。CPUに64ビットの高性能Intel® Itanium®2プロセッサを搭載し、当社独自開発のチップセットでプロセッサのもつ信頼性、拡張性を最大限に引き出しています。また、超高速のチップ間同期型伝送(毎秒0.8~1.3ギガビット)により、高性能化を実現しています。

2005年4月より全世界で販売活動を開始して以来、国内外で、約400件の商談があり、株式会社TKC様をはじめ、数十社のお客様よりご注文をいただいております。また、世界最大級のITサービス企業である米国Electronic Data Systems Corporationのソリューション基盤に採用が決まっています。

商標について

  • SPECとSPECjbbはThe Standard Performance Evaluation Corporationの登録商標です。
  • インテル、Itaniumは、アメリカ合衆国及びその他の国におけるIntel Corporation、またはその子会社の商標または登録商標です。
  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 The Standard Performance Evaluation Corporation:
客観的な性能ベンチマークプログラムを提供し、測定値を公表している中立の非営利団体。
  注2 SPECjbb®2005のこれまでの世界最高性能は、2005年12月22日の時点で、毎秒24万4,361回。
(http://www.spec.org/jbb2005/results/res2005q4/jbb2005-20051026-00032.html)

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