弊社の「富士通パーソナル製品に関するお問い合わせ窓口」(以下、富士通コールセンター)において、運営業務に従事しているコールセンター要員(1名)(以下、コールセンター要員)の個人所有パソコンがコンピュータウイルスに感染し、当該パソコンに保存されていた一部の業務ファイルがインターネット上に流出するという事態が発生いたしました。
流出判明後、弊社にて直ちに当該ファイルを調査・分析いたしました結果、2003年4月から2004年8月までに富士通コールセンターにお問い合わせいただいたお客様のうち、1950名のお客様の情報の一部(カナ氏名、電話番号など)が含まれていることを確認いたしました。
当該ファイルは、コールセンター要員が業務用に独自に作成したものであり、富士通コールセンターにお問い合わせいただいたお客様の情報が格納されているデータベースファイルそのものではありません。しかしながら、弊社といたしましては、大切なお客様に関する情報の一部が流出したという事実を厳粛に受け止め、流出の対象となったお客様一人ひとりに対しましてご説明を行い、深くお詫び申し上げております。なお、現時点で、当該情報が不正利用されたとの事実は確認されておりません。
弊社では、従来より全社をあげて個人情報の管理を徹底しており、個人情報保護法の全面施行に伴い管理強化に努めてまいりましたが、誠に遺憾ながら、今般このような事態が発生してしまいました。
弊社といたしましては、事の重大性に鑑み、今後、お客様の個人情報の持ち出し禁止を更に徹底するなどの厳しい対応を全力をあげて進めてまいります。