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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム)
2005-0162
2005年10月18日
富士通株式会社

企業向けデスクトップパソコン「FMV-ESPRIMOシリーズ」のラインナップを一新

〜全機種でセキュリティチップを標準搭載〜

当社は、企業向けデスクトップパソコン「FMV-ESPRIMOシリーズ」のラインナップを一新し、全5シリーズ17機種の販売活動を10月18日から開始します。

液晶一体型「FMV-K5210」では、省電力性能に優れたモバイルパソコン用のCPUを搭載し、コンパクトな新筐体を採用しています。また、全機種に暗号鍵やパスワードなどのセキュリティ情報を安全に保管するセキュリティチップを標準搭載し、セキュリティ機能を強化しています。

当社では、机上のスペースを有効に活用するため、従来よりパソコンの設置面積の小さいモデルとして液晶一体型シリーズを提供してきました。今回の新液晶一体型「FMV-K5210」はモバイルパソコン用のCPUを搭載しており、優れた省電力性能だけではなく、従来比約27%減の筐体容量を実現し、さらなる省スペースへのニーズにお応えします。加えて、本体背面に鍵付のコネクタカバーを標準装備し、ハードウェアのセキュリティも強化しています。これにより、USBポートなどに接続している周辺機器の盗難や、不正なアクセスによる情報漏洩を防ぐことができます。

また、ミドルタワー型「FMV-W5210」、コンパクト型「FMV-D5310」、「FMV-D5210」、「FMV-D5110」については、CD-ROMドライブなどの記録型光学ドライブを搭載しない構成も選択でき、よりセキュリティ面に配慮したモデルとなっています。

さらに、全機種で暗号鍵やパスワードなどのセキュリティ情報を安全に保管するセキュリティチップを標準搭載しています。

FMV-K5210
液晶一体型「FMV-K5210」

【本製品の特長】

  1. 新筐体を採用した新液晶一体型[FMV-K5210]
    • 従来比約27%減の筐体容量を実現したコンパクト新筐体を採用しています。
    • モバイルパソコン用のCPU「インテル®Pentium®M プロセッサ740」、「インテル®Celeron®Mプロセッサ360J」を採用し、通常消費電力を50W(注1)までに抑える優れた省電力性能を実現しています。また、本体の発熱量が低いため、待機時には「人のささやき声」程度の25デシベル(以下、dB)の静音性を実現しています。
    • 本体背面には鍵付のコネクタカバーを標準装備しています。本体背面をすっきりと見せるだけでなく、本体に接続している周辺機器の盗難防止や、USBメモリなどを使った不正なアクセスによる情報漏洩を防ぎ、セキュリティに配慮した設計となっています。
    • 高性能グラフィック機能を内蔵し、1台のパソコンで2つの異なる画面を表示させるデュアルディスプレイ機能が標準で使用できます。また、外付けディスプレイについてもさまざまなディスプレイサイズと解像度に対応しています。
  2. セキュリティ機能の強化
    • 全機種で暗号鍵やパスワードなどのセキュリティ情報の安全な保管を行うセキュリティチップを標準搭載し、パソコン本体のセキュリティレベルを飛躍的に向上させています。
    • 本体のUSBポートや記録型光学ドライブなどの接続を無効とし、データの不正な持ち出しを制限する「Portshutter V1 rel.3」を全機種に標準添付しています。USBポートについては、単に無効にするだけではなく、管理者が定めたUSB機器のみ利用可能にする設定も可能です。
    • データ実行防止(DEP:Data Execute Prevention)機能(注2)に対応し、バッファ・オーバーフロー(注3)を悪用したウイルスの感染を防ぎます。
    • パソコン廃棄や譲渡の際に、HDD上に記録しているデータの流出を防ぐ「ハードディスクデータ消去ツール」を全機種に標準添付しています。OSによる削除やフォーマットでは消去しきれないデータも、NATO規格準拠の書込方式(注4)などを選択できる本ツールにより、廃棄後の情報漏洩リスクを減らすことが可能です。
  3. 信頼性の追求
    • 1台のHDD上で定期的な自動バックアップと瞬時の復旧を可能にする、株式会社ネットジャパン提供のバックアップツール「StandbyDisk Solo (スタンバイ・ディスク・ソロ) 2.1」を、カスタムメイドで選択できます。本ソフトは、システム使用領域と同容量をスタンバイ・エリアとして確保し、更新内容を定期的に保存することで、ウイルス感染時や万一のシステムトラブル時にも最終バックアップ時の状態に簡単かつ非常に短時間で復旧できます。
    • ミドルタワー型「FMV-W5210」、コンパクト型「FMV-D5310」では、ハードウェアRAID1(ミラーリング)機能搭載の「IDE-RAIDモデル」を用意しています。大容量80GBのHDDを本体に2基搭載し、データを完全に二重化することで、万一のHDD故障時にデータ損失を防ぎます。
  4. 使いやすさの追求
    • 工具不要で本体カバーの開閉が行える「イージーアクセス筐体」を採用し、メモリやHDDなどの増設が簡単に行えます。
    • 標準装備の連動式サービスコンセントにより、本体の電源からディスプレイの電源切断が可能です。電源コンセントを効率的に使うとともにディスプレイ電源の消し忘れを防止します。
    • 当社独自のファン制御技術により、パソコン本体内の温度変化に合わせてリアルタイムで冷却ファンの制御を行い、騒音と温度の両方に配慮しています。システム待機時には「人のささやき声」(30dB)よりもさらに低い22.4dB(注5)を実現します。

なお、当社WEBショッピングサイト「WEBMART」にてお求めやすい価格で提供している「FMVバリューライン」については、基本性能を強化したコンパクトスリムタワー型「FMV-E3210」1機種を新たに提供します。これらの機種には、1台のHDD上でシステム領域のバックアップと瞬時の復旧を可能にするバックアップツール「StandbyDisk Solo RB(スタンバイ・ディスク・ソロ・アールビー)」を標準添付しています。

【希望小売価格、および提供時期】

・コンパクト型「FMV-D5210」のカスタムメイド最小構成(注6)の場合
製品名 希望小売価格(税別) 出荷時期
FMV-D5210 7万6,000円 11月中旬より

(その他の機種を含めた標準構成、および提供時期については、添付資料をご参照ください)

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)50W:
「FMV-K5210」標準構成での当社測定値。
(注2)データ実行防止(DEP:Data Execute Prevention)機能:
インテル社のエグゼキュート・ディスエーブル・ビット機能を搭載したCPUとWindows®XP Service Pack2 の組み合わせによって、悪意のある「バッファ・オーバーフロー」攻撃を防ぐ機能。「FMV-D5110」を除く全機種で選択可能。
(注3)バッファ・オーバーフロー:
プログラムが確保したメモリサイズを越えて文字列が入力されるとメモリ領域があふれ、予期しない動作が起きる現象。
(注4)NATO規格準拠の書込方式:
HDDに7回の上書きを行うことで、元々記録されているデータを限りなく復元不可能な状態にするデータ消去方式。
(注5)22.4dB:
「FMV-D5110」での当社測定値(本体待機時)。
(注6)カスタムメイド最小構成:
インテル® Celeron®Dプロセッサ331(2.66GHz)、メモリ256メガバイト(DDR SDRAM)、HDD40GB、1000BASE-T LAN、CD-ROMなし、FDDなし、キーボードなし、Windows®XP Home Edition。

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