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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム) |
2005-0146
2005年9月20日
富士通株式会社 |
120ギガバイトの5,400回転2.5型磁気ディスク装置新発売
当社は、2004年12月に、モバイルパソコン向け5,400回転の2.5型磁気ディスク装置で世界初となる100GBの製品を発表しています。今回、さらなる大容量化へのニーズに対応するため、120GBの製品「MHV2120AH」、「MHV2120BH」を開発しました。
本製品は、アイドル時の消費電力を世界最高水準である0.6ワット(以下、W)におさえ、アイドル時の動作音も2.6ベルズ(注3)と、低消費電力と静粛性に優れた製品となっています。
インターフェースとしてはパラレルATAインターフェースとシリアルATAインターフェースそれぞれに対応した製品を展開することで、デジタル家電製品やブレードサーバなど、モバイルパソコン市場以外の市場への展開も目指していきます。
なお、本製品はRoHS指令(注4)に準拠しています。
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「MHV2120AH」 |
【当社ポジショニング】
当社磁気ディスク装置は、その高い信頼性が評価され、エンタープライズ向け3.5型磁気ディスク装置およびモバイルパソコン向け2.5型磁気ディスク装置のいずれにおいても、ワールドワイドで業界2位のシェアを獲得しています(出典:IDC)。特に、これまで発表した100GB以上の2.5型磁気ディスク装置(注5)は累計出荷台数が100万台を達成しており、2005年4月から7月期において、業界1位、約45%のシェアを占めています(当社調べ)。今後も、高品質磁気ディスク装置のサプライヤーとして、高信頼・高性能な製品を提供していきます。
【販売価格、および出荷時期】
製品名 |
販売価格 |
出荷時期 |
MHV2120AH |
別途見積り |
2005年9月末より |
MHV2120BH |
別途見積り |
2005年11月末より |
- 「MHV2120AH」はパラレルATAインターフェース
- 「MHV2120BH」はシリアルATAインターフェース
【販売目標】
2006年度で「MHV2120AH」、「MHV2120BH」合計400万台 (当社の決算期は3月末日です。)
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)パラレルATAインターフェース(PATA):
- ハードディスクなどの記憶装置とコンピュータを接続する規格(ATA)のひとつ。複数の信号線を使って同時に複数のビットを転送する。信号線のデータ同期をとる必要があることや、信号線間の干渉やノイズのために、転送速度を、さらに高速化するのは難しいといわれている。
- (注2)シリアルATAインターフェース(SATA):
- ハードディスクなどの記憶装置とコンピュータを接続する規格(ATA)のひとつ。各デバイスとホスト間の信号線を1対1で接続し、1ビットずつデータを転送する。それにより、干渉やノイズがなく安定した高速転送が可能。さらなる転送速度の高速化にも対応可能。
- (注3)ベルズ(Bels):
- 1ベルズは10デシベル(dB)。音圧レベルの単位。
- (注4)RoHS指令:
- “Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment”(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限指令)の略。2003年2月13日付で公布されたEU指令。加盟国に、電気・電子機器における危険物質の法規定を整備し、環境や人の健康に及ぼす危険を最小化することが求められる。これに基づき、2006年7月1日以降、欧州向けの電気電子機器は、鉛・六価クロム・水銀・カドミウム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の含有が規制される。
- (注5)100GB以上の2.5型磁気ディスク装置:
- 4,200回転の100GB装置「MHU2100AT」、「MHV2100AT」、4,200回転の120GB装置「MHV2120AT」、5,400回転の100GB装置「MHV2100AH」、「MHV2100BH」の計5製品。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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