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THE POSSIBIliTIES ARE INFINITE
Japan
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報道資料
2005年8月5日
富士通株式会社

このたび、弊社において、秋田県警察本部様、長野県警察本部様および石川県警察本部様のそれぞれの通信指令システムに関する情報(以下、本情報)を格納したノートパソコン(外部記憶装置を含む)を紛失しました。弊社は、各お客様の通信指令システムの開発・保守(以下、本業務)を行うにあたり、本業務の一部を弊社の関係会社(以下、関係会社)に委託しておりますが、本業務に従事する関係会社の社員が、不注意により本情報を格納していたノートパソコンを紛失する事故を起こしたものです。

大切なお客様の情報を紛失するという事態を引き起こし、お客様に大変なご迷惑と多大なご心配をおかけすることとなりましたことを深く反省し、心よりお詫び申し上げます。

紛失したノートパソコン(以下、紛失パソコン)に格納されている情報は下記に記すような技術情報であり、第三者には容易に理解できない情報になっています。したがいまして、紛失パソコンの拾得者が内容を理解できる可能性はきわめて低いため、悪用されるおそれは想定しにくい状況ではありますが、弊社としましては、このたびの事態を厳粛かつ重く受け止めて、引き続き紛失パソコンの発見に努めるとともに、再発防止に万全を期してまいる所存でございます。

紛失の経緯は次のとおりです。

2005年6月28日午後7時頃、本業務に従事する関係会社の従業員が雨の中、自転車で帰宅し、千葉県内の自宅マンション入口付近にノートパソコンを入れた鞄を置いたまま、自転車置き場に移動し、そのまま自宅に入り就寝しました。翌6月29日午前7時半ごろ、鞄を置き忘れたことに気付き、入口をはじめ周辺を鋭意探しましたが見当たらず、発見できませんでした。

その後、警察へ被害届けを提出しましたが、本日現在、見つかるに至っておりません。また、弊社に対し本情報が悪用されたとの報告も入っておりません。

紛失した本情報は次のとおりです。
  • 通信指令システムの一部の設計書
  • 通信指令システムの一部のプログラム
  • 通信指令システムの障害調査時に使用したログデータ(一部、氏名などの表記が含まれますが、特定の個人を識別することは困難です)

[注]

プログラム:コンピュータへの動作命令を専用の言語で記述したもの。
ログデータ:コンピュータの動作履歴を記録したもの。

以上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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