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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム) |
2005-0111
2005年7月11日
富士通株式会社 |
グローバルサーバ「GS21」とマルチサーバ「PRIMEFORCE」のラインナップを拡充
〜メインフレームとオープンサーバのマルチサーバ連携を強化〜
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当社はこのほど、大幅に性能を強化した、グローバルサーバ「GS21 400モデルグループ」2モデルとマルチサーバ「PRIMEFORCE(プライムフォース)3000シリーズ」2モデルを開発し、7月11日より販売活動を開始します。
あわせて、オープンサーバ連携、性能と信頼性を強化したソフトウェア「GSS21i V40」を新たに販売します。
今後も当社は、多くのお客様が持つ資産を継続してご利用いただけるよう、グローバルサーバの機能を拡充します。加えて、UNIXサーバやIAサーバとの連携機能を強化することで、お客様に最適なシステムを提供していきます。
今回提供する「GS21 400モデルグループ」の最上位モデルは、アプリケーションの処理性能を最大約50%向上しています。同一筐体にグローバルサーバとIAサーバやUNIXサーバを搭載可能なマルチサーバ「PRIMEFORCEシリーズ」では、新たに64ビット インテル® XeonTMプロセッサ(EM64T)を採用したIAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」の搭載が可能です。
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ビジネス環境が急激に変化する現在、情報システム部門には、迅速なシステム構築と、投資対効果を最大限に向上させることが求められています。
当社は、これらの要望に応えるITシステムとしてマルチサーバシステムを提唱しています。マルチサーバシステムは、高性能で高信頼なグローバルサーバと、UNIXサーバやIAサーバを融合させたシステムです。マルチサーバシステムでは、既存のアプリケーション資産を無駄なく活用しながら、短期間かつ、必要最小限のコストで、新規業務の追加や統合がおこなえます。
当社は、国内のメインフレーム市場において、約20年にわたり、年間の出荷台数、年間売り上げ金額ともにシェアNo1を維持しています。
今後も、継続した機能強化をおこない、お客様のビジネスの成長を支援していきます。
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グローバルサーバ 「GS21 400モデルグループ」 |
【新製品、および機能強化の主な特長】
「GS21 400モデルグループ」
- グローバルサーバ「GS21シリーズ」の大型機である「GS21 400モデルグループ」に、自社開発のCMOSプロセッサを採用し、既存の最上位モデルに比べて、処理性能を最大約50%向上させた最上位モデル「GS21 400モデル40」、および「GS21 400モデル30」の2モデルを追加します。
「PRIMEFORCE3000シリーズ」
- 自社開発のCMOSプロセッサ採用により、既存の最上位モデルに比べて、処理性能を最大25%向上させた最上位モデル「PRIMEFORCE 3100M」、および「PRIMEFORCE 3090M」の2モデルを追加します。
- 新たに、64ビット インテル® XeonTMプロセッサ(EM64T)を採用した「PRIMERGY」の搭載が可能です。
ソフトウェア「GSS21i V40」による機能強化
グローバルサーバのOSである、「OSIV /MSP Global System Software 21 internet extension(GSS21i)」と、「OSIV /XSP Global System Software 21 internet extension(GSS21i)」について、新たに以下の機能を強化したパッケージソフトウェア「GSS21i V40」を提供します。
本機能強化により、従来以上にオープン環境からグローバルサーバ資産を活かした業務システムの構築が可能となります。
(1) UNIXサーバ、IAサーバとの連携機能の強化
- グローバルサーバのSymfowareデータベースへのリモートアクセス性能を大幅に向上(従来比約5倍)しました。
- UNIXサーバ、IAサーバのCOBOL(注1)アプリケーションからグローバルサーバのNDB (注2)および、VSAM(注3)ファイルへのリモートアクセスを実現しました。
- グローバルサーバで作成した業務帳票を、オープン環境でより使い易くするための機能を強化しています。
(2) さらなる高性能・高信頼システムの追求
- TCP/IP通信での接続端末数を大幅に向上(従来比約13倍)します。
- コマンドの誤投入、システム定義のミスなどの事前検出範囲を拡大し、ガードすることでシステムの可用性をさらに強化します。
また、当社「Platform Solution Center(プラットフォームソリューションセンター)」(東京都港区浜松町)に、マルチサーバ「PRIMEFORCE3000シリーズ」を設置し、お客様の導入イメージに近い環境での検証および評価や、デモンストレーションなどをおこなえます。
【販売価格、および出荷時期】
製品名 |
レンタル価格(税別) |
出荷時期 |
「GS21 400モデル40」 |
月額8,715万円より |
2005年8月31日より |
「GS21 400モデル30」 |
月額7,302万5,000円より |
2005年8月31日より |
「PRIMEFORCE 3100M」 |
月額1,310万円より |
2005年8月31日より |
「PRIMEFORCE 3090M」 |
月額1,179万円より |
2005年8月31日より |
「OSIV/MSP GSS21i Standard Edition V40」 |
月額161万7,000円より |
2005年10月31日より |
「OSIV/XSP GSS21i
Standard Edition V40」 |
月額50万9,000円より |
2005年10月31日より |
「OSIV/MSP GSS21i/PRIMEFORCE
Standard Edition V40」 |
月額148万2,000円より |
2005年10月31日より |
「OSIV/XSP GSS21i/PRIMEFORCE
Standard Edition V40」 |
月額52万4,000円より |
2005年10月31日より |
【販売目標】
- 「GS21シリーズ」は、今後2年間で、400台の販売を予定しています。
- 「PRIMEFORCE」は、今後2年間で、400台の販売を予定しています。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)COBOL:
- Common Business Oriented Languageの略。主に、事務データ処理を行うためのプログラム言語の一つ。
- (注2)NDB:
- AIM配下のネットワーク型データベース。
- (注3)VSAM:
- Virtual Storage Access Methodの略。ディスク装置の装置タイプに依存しないアクセス法。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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