[ PRESS RELEASE ] |
2005-0055
2005年4月19日
富士通株式会社 |
木村拓哉さん出演の「FMVシリーズ」TV-CM第16弾「歯みがき」篇、「本屋」篇
ちっちゃいオレ?!
「歯みがき」篇、「本屋」篇4月22日(金)より放映開始
CM裏話満載のHP(http://ad.fujitsu.com/)を4月20日より公開
木村拓哉さんと、岸部一徳さんら異色の共演者が織りなす“不思議な掛け合い”と“不条理な世界”が好評だったFMVのTV-CMシリーズ。第16弾となるTV-CM「歯みがき」篇、「本屋」篇では木村さん単独出演による、新たなストーリーが展開します。
なお、CMのオンエアにあわせ、CMの裏話を満載したホームページ「FMV CF Side B Story(URL=http://ad.fujitsu.com/)」を、4月20日(水)から開設します。さらに携帯サイト「富士通イベントインフォメーション(携帯版)(URL=http://ad.fujitsu.com/k/)」でも同様に、CMをさらに楽しんでいただけるコンテンツを提供します。
【新TV-CMについて】
「歯みがき」篇に登場する『FMVデスクパワーTX90L/D』は、大画面32型ワイドハイビジョン液晶搭載の一体型パソコン。一方「本屋」篇で登場する『FMVデスクパワーLX90L/D』は、20型ワイド液晶搭載のスタイリッシュな一体型パソコン。ともに、迫力ある大画面でテレビをきれいに楽しめる、ハイブリッド高画質化テクノロジーDixel(ディクセル)を搭載。映像の入力から出力までフルデジタル処理により、トータルでの高画質化を追求しました。さらに、富士通独自の暗号化技術採用のLSIにより、国内で初めて(注)デジタル放送のハイビジョン映像を劣化させることなく録画・再生することができます。
TV-CMでは、【大画面・高画質でテレビがきれい!】をテーマに、新しい『FMVシリーズ』の魅力を訴求しています。
洗面台に落としてしまった歯みがき粉の最後のひと絞りをなんとか使おうとしたり、本屋で平積みにされた雑誌の山の下の方から、キレイな雑誌をつい選び直してしまう木村さん。木村さんは、自分の人間的な器の「小ささ」にため息をついてしまいますが、これって私たちにもよくある日常のワンシーン。木村さんにもこんな一面があるなんて…。
木村さんの「ちっちゃーい」一面と大きなFMVの対比は、思わず視聴者の笑いを誘い、共感と勇気を覚えるようなTV-CMに仕上がっています。
(注) パソコン本体のみでデジタル放送をHD解像度(ハイビジョン)のままで、録画・再生することが可能な製品として日本国内初。(2005年3月現在、当社調べ)
【TV-CMストーリー】
「歯みがき」篇(30秒)
眩しい朝の光が差し込むのは、木村さんの暮らす都会の、おしゃれな小物がいっぱいに置かれた洗面所。ご機嫌なリズムをとりながら笑顔で登場する木村さん。ランニングシャツにジャージ、そして首からかけたタオルが爽やかです。けれど、いつものように手にした歯みがき粉のチューブは、すでに中身が残っていない様子。
買い忘れたことに気付き、どうしようか躊躇しますが、力をこめて最後のひと絞りに挑戦します。「きたきたっ!」と出てきた歯みがき粉に喜んだのもつかの間、無残にも歯みがき粉は洗面台のタイルの上へ着地。
どうにかして、洗面台に落ちた歯みがき粉を歯ブラシにつけようと、格闘する木村さん。台についてる部分の歯みがき粉は使いたくない。でも、せっかく出した最後のひと絞り、なんとか使いたい…。そんな木村さんの苦悩の表情がアップで迫ります。
真剣な格闘のすえ、無事に歯みがき粉は救出できたのですが、なにか違う…。鏡のなかで、歯を磨いている自分を見つめながら、木村さんは心のなかで呟きます。
「ちっちぇーな、俺」
その言葉を受けて、ポツンとスポットライトを浴びたもう1人の木村さんが「ちっちゃい俺と」とおどけてみせると、32型ワイドの大画面FMVが迫ってきて、さすがの木村さんもこれには、「うおっ!うお!で、でけー!!」と逃げ惑ってしまいます。
「本屋」篇(30秒)
都内のとある本屋で、サブカルチャーコーナーへやってきた木村さん。ウロウロしたり、他のお客さんの真似をしたりと楽しみながら本屋内を巡っています。そのうちに、陳列された本棚や新刊が平積みされた棚の一角に、いつも購入している雑誌を発見。「おっ」と呟き、“なんだ出てんじゃん”という表情で嬉しそうに一番上に置かれた雑誌を手にし、レジへ向かおうとします。
ところが、笑顔だった木村さんの目が捉えたものは、明らかに「立ち読みをした指の跡」が残り、皺のせいですっかりよれている表紙。
しばらくじーっと見つめていたものの、思い直したようにその雑誌のあった元の場所へ近づいていきます。周囲の視線を気にしながら、他の雑誌を探しているふりをしつつ、下のほうから真新しい雑誌を抜き取ろうとする木村さん。
雑誌を取り替えているそんな自分の行動に、
「ちっちぇーな、俺」
とつぶやくと、ポツンとスポットライトを浴びたもう1人の木村さんが登場。「ちっちゃい俺と」と叫ぶと、20型ワイドの高画質FMVが迫ってきて、またもや木村さんは、「うおっ!うお!で、でけー!!」と逃げ惑ってしまうのでした。
【撮影エピソード】
空港から、そのままGO!
TV番組の撮影のために海外へ行っていた木村さんは、早朝に帰国してそのまま直接、本TV-CM撮影現場入り。疲れた様子は微塵も見せずに、セットを確認したり、撮影の合間を縫ってスタッフにも声をかけている姿はとても爽やか。
セットチェンジの間も、現場を離れることなく監督やプランナーと話し込む木村さんに、その場にいるスタッフも新しいCM展開への期待と意気込みで、気合を新たにしました。
ちっちゃくて○○な存在なの?!
今回のキーワードは『ちっちゃい俺』。大画面で高画質のFMVとの対比のなかで、木村さんが演じる役どころは、その正反対の存在です。「木村さんが、歯みがき粉を絞り出したり、本を取り替えたりしたら、きっと見る人も共感できて、勇気が出るんじゃないかと思って」と、茶目っ気心たっぷりに話すのは、プランナーの多田琢さんと石井克人監督。「大画面で高画質」のFMVと正反対の木村さんって…、本来なら想像もつかない姿。二人の演出と木村さんご自身のアイデアで今までにない、ちっちゃくて○○な木村さんの登場です!
行きつけの本屋さん
本屋のサブカルチャーコーナーへ、目当ての雑誌を探しながら登場した木村さんのさり気ない演技に、「いいっすねー、いいっすねー」とご機嫌の石井監督。「いつもこのあたりにあるんだけどなーっていう、行きつけの雰囲気でお願いします」「今度はノリのいいバージョンで」「“今月は(雑誌が)一日早く発売されてる?!”っていう感じでお願いします」と矢継ぎ早の監督のリクエストにも、瞬時に対応してしまうのはさすが!その馴染み具合は、まるで本当にいつもサブカルチャーコーナーに通っている(?)かのようでした。
勢い余って本が、なだれ状態に!
「立ち読みした人の指の跡」が残る雑誌が気になり、何気なく本をすりかえようとするワンシーン。積みあがった雑誌のできるだけ下の方から抜き取った方が、キレイな雑誌を取りたい気持ちがよりリアルに伝わる、と勢いよく雑誌を抜き取った木村さん。なんと勢い余って雑誌が崩れてなだれ状態に。思わぬ足止めをくらってしまった木村さんですが、丁寧に元の状態に。その本屋さん顔負けの入念な仕事っぷりに、現場は思わず笑いを誘われ、和やかなムードが漂いました。
揃えた洋雑誌は、約600冊
木村さんが雑誌を手にする本屋は、セットでの撮影。本屋の一角とはいえ、手前にある背の高い本棚や、奥の窓際に置かれた本の数は、なんと約600冊。しかも、木村さんがお目当ての雑誌を見つける平積みの本は、この撮影のためにすべてオリジナルで用意されました。
これまでも、本物の家さながらのセットを組み立てたり、木村さんの子ども時代を想起させるような小道具を揃えたりと、美術やセットにもこだわりとストーリーが散りばめられていたFMV TV-CMシリーズですが、今回も、30種類のサブカルチャー雑誌の表紙をデザインしたりと、細部へのこだわりはなお健在です。
歯みがき粉を絞り出す特訓って
歯みがき粉の最後のひと絞り。そのリアルなシーン演出のため、なんと事前に歯みがき粉を絞り出す練習をしてきたという木村さん。この告白には、スタッフ一同、驚嘆のため息。「ready…go! go! go!」と連呼しながらチューブと格闘する木村さんの真剣な表情も、そうした背景と努力の賜物に違いありません。
歯みがき粉は白がスタンダード?
撮影のなかで木村さんが使用した白い歯みがき粉、実は中身をつめ替えています。30本近い歯みがき粉を用意し、その中から選びぬかれたチューブだったのですが、本来は透明の中身が入っていたとか。「歯みがき粉は白」という一般的なイメージを尊重することで、木村さんの「ちっちゃい」行動がより自然で身近に映り、多くの人が共感してくれるようにとの思いが込められています。
ちなみに、歯ブラシの色は、石井監督の好みでパステルブルーが選ばれました。
木村さんの独り芝居は続く?!
そろそろ新しいストーリーを展開したかったというプランナーの多田さんと石井監督。都会的な洗練されたシーンで、小さくまとまる木村さんの姿は、きっと誰もが「わかるわかる」と共感を抱き、さらに見る側に勇気がわくように、と企画されたものです。
このシチュエーションをより強調して表現するために、今回、木村さんの一人芝居という演出方法が採用されましたが、これはFMV TV-CMシリーズの新境地を開いたともいえます。木村さんの、他では見られないような贅沢な独り芝居のシリーズ化も期待できるかもしれません。
【CM概要】
作品名: | 「歯みがき」篇、「本屋」篇(各15秒、30秒) |
放映期間: | 4月22日(金)から |
放映地域: | 全国 |
提供番組: | 「世界の車窓から」 |
| テレビ朝日 | 毎週(月)から(金) 23時10分 から23時15分 (土)22時51分 から 22時57分 (日)22時54分 から 23時00分 |
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【制作スタッフ】
クリエイティブディレクター: | 岡 康道(TUGBOAT)・大内 晃(電通) |
プランナー: | 多田 琢(TUGBOAT) |
プロデューサー: | 谷口 宏幸(東北新社) |
演出: | 石井 克人(ナイスの森) |
スタイリスト: | 宇都宮 いく子 |
ヘアメイク: | 菊池 勲 |
美術: | 都築 雄二 |
撮影: | 松島 孝助 |
照明: | 金子 浩治 |
音楽: | ジェームス下地 |
出演: | 木村 拓哉 |
クリエイティブエージェンシー: | TUGBOAT |
制作会社: | 東北新社 |
広告会社: | 株式会社電通 |
以上
関連リンク
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