FUJITSU
Worldwide|サイトマップ
THE POSSIBIliTIES ARE INFINITE
Japan
元のページへ戻る
[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム)
2005-0032
2005年3月8日
富士通株式会社

世界初!Serial Attached SCSI(SAS)を採用した
エンタープライズ向け2.5型磁気ディスク装置、量産出荷開始

当社は、世界で初めて、Serial Attached SCSI(以下、SAS)(注1)を採用した、最大容量73ギガバイト(以下、GB)、回転数が毎分10,000回転のエンタープライズ向け(注2)2.5型磁気ディスク装置「MAV20xxRC」シリーズの量産出荷を開始します。本シリーズはエンタープライズ向け磁気ディスク装置の新たなラインナップです。

サーバやストレージシステムでは、トランザクション量やランニングコストをいかに削減することができるかが重要です。搭載される磁気ディスク装置には、より高度な処理性能、小径化、低消費電力、高い信頼性が求められます。

当社は、このようなニーズに対応するため、世界で初めて、SASを採用したエンタープライズ向け2.5型磁気ディスク装置を開発し、その量産出荷を開始します。


MAV20xxRC

本シリーズは、新インターフェースSASの採用により、複数台接続時のシステム処理性能を接続台数に比例して向上させることが可能です。さらに、2.5型とすることで現行のエンタープライズ向け3.5型磁気ディスク装置に対して体積比約70パーセント減を実現しています。従来3.5型を実装していたスペースにより多くの本磁気ディスク装置を搭載し、並列動作させることでシステム全体の性能向上も可能です。また、アイドル時の消費電力は、4.5ワットの低消費電力を達成しています。

本シリーズは、サーバやストレージシステムにおけるIOパフォーマンス(注3)の向上、全体の発熱の抑制、消費電力の低減に加え、設置面積低減によるランニングコストの削減を可能とするものです。

【販売価格、および出荷時期】

製品名 販売価格 出荷時期
MAV20xxRC 別途見積り 2005年3月より

【販売目標】

2005年度で「MAV20xxRCシリーズ」合計100万台 (当社の決算期は3月末日です。)

【当社ポジショニング】

当社は、エンタープライズ向け3.5型磁気ディスク装置について、ワールドワイドで業界2位、シェア22.5パーセントを占めています(出典:Gartner Dataquest、2004年10月から12月期)。

本シリーズの対象となる、毎分10,000回転以上のエンタープライズ向け2.5型磁気ディスク装置のワールドワイド市場は、2005年は284万台、2006年は929万台、2007年は1,507万台と予測されています(出典:Gartner Dataquest)。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)Serial Attached SCSI(SAS):
SCSIの新しいシリアル系インターフェース。データ転送速度をパラレル系インターフェースに比べ、将来的に高速化することが可能。また、Serial ATA(SATA)ハードウェアを参考に開発され、SASの磁気ディスク装置で構成されたシステムの中にSATAの磁気ディスク装置を接続することができる。
(注2)エンタープライズ向け:
ミッションクリティカルな業務を行うサーバやストレージシステム向けの、高性能・高信頼を特長とする磁気ディスク装置が、エンタープライズ向けと、一般に呼ばれている。
(注3)IOパフォーマンス:
サーバやストレージシステム全体のインプット・アウトプットの性能。

関連リンク

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

元のページへ戻る ページの先頭へ

All Right Reserved, Copyright (C) FUJITSU