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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム)
2005-0024
2005年2月28日
富士通株式会社

世界初120GB 2.5型磁気ディスク装置新発売

〜TV録画機能付きモバイルPCをさらに快適に!〜

当社は、多機能モバイルパソコン市場向けに、2.5型磁気ディスク装置で世界初となる120ギガバイト(以下、GB)を実現した磁気ディスク装置「MHV2120AT」を開発し、グローバルプロダクトとして販売します。

2.5型磁気ディスク装置において大容量へのニーズがますます高まっている現状を踏まえ、当社は多機能モバイルパソコン市場向けに、2.5型としては世界初となる120GBの磁気ディスク装置を開発しました。

本製品は、読み出し・書き込み時(注1)の消費電力を世界最高水準である1.6ワット(以下、W)におさえ、モバイルパソコンのバッテリー動作の長時間化を可能にします。また、動作音もアイドル時2.3ベルズ(注2)と、従来製品よりも低減しています。

なお、本シリーズはRoHS指令(注3)に準拠した製品となっています。

MHV2120AT
MHV2120AT

当社は今回販売を開始する「MHV2120AT」のほか、100GB、80GB、60GB、40GBと幅広い容量帯の製品をシリーズ「MHV2xxxATシリーズ」として取り揃えています。今回の「MHV2120AT」は、モバイルパソコン市場の中で需要が高まりつつあるTV録画機能付きパソコンにおける長時間録画を可能にするものです。

当社は本製品を含め、デジタル家電製品やブレードサーバなどモバイルパソコン市場以外の市場へも展開してまいります。

【販売価格、および出荷時期】

製品名 販売価格 出荷時期
MHV2120AT 別途見積り サンプル2005年5月より

【販売目標】

2005年度で「MHV2xxxATシリーズ」合計500万台 (当社の決算期は3月末日です。)

【当社ポジショニング】

当社は、エンタープライズ向け3.5型磁気ディスク装置について、ワールドワイドで業界2位、シェア22.5パーセントを占めています。また、モバイルパソコン向け2.5型磁気ディスク装置についても業界2位、25.5パーセントのシェアを占めています(出典:Gartner Dataquest、2004年10月から12月期)。

その中で、当社100GB 2.5型磁気ディスク装置のシェアは、現在ワールドワイドで約90パーセントを占めております(当社調べ)。今後とも、高品質磁気ディスク装置のサプライヤーとしての地位を確保してまいります。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)読み出し・書き込み時:
磁気ディスク装置がデータの読み出し・書き込みを行なっている状態。
(注2)ベルズ(Bels):
1Bel=10dB。音圧レベルの単位。
(注3)RoHS指令:
"Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment"(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限指令)の略。2003年2月13日付で公布・施行されたEU指令。加盟国に、電気・電子機器における危険物質の法規定を整備し、環境や人の健康に及ぼす危険を最小化することが求められる。これに基づき、2006年7月1日以降、欧州向けの電気電子機器は、鉛・六価クロム・水銀・カドミウム・PBB・PBDEの含有が規制される。

関連リンク

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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