[ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス) |
2004-0225
2004年12月16日
富士通株式会社 |
Webビデオコラボレーションサービス「JoinMeeting V2」提供開始
〜国内最多、インターネット利用のビデオ会議で18人の同時発言・映像表示を実現〜
|
|
当社は、国内最多の18人の同時発言と画面表示を可能とする、Webビデオコラボレーションサービス「JoinMeeting(ジョインミーティング) V2」を、本日より提供開始します。
本製品は、従来から、企業ネットワークでの利用はもとより、インターネットを利用した国内・海外の取引先や拠点間との打ち合わせなどに利用されていたWebビデオ会議システム「JoinMeeting」の新バージョンです。最大同時発言数を拡大するとともに、世界初の高信頼性機能、お客様の使いやすさ向上を実現しています。
これにより、お客様にとって、ビデオ会議システムをより身近で使い勝手のよいものにすることで、従来のオフィスでの利用はもとよりSOHO、モバイルなど利用シーンをさらに広げてまいります。
|
|
|
|
Webビデオ会議システム「JoinMeeting」は、グローバルIPアドレスやネットワーク環境の制限なしに、セキュリティを保ったままNAT(注1)やファイアーウォールなどの環境を超えて最大500人規模で利用できるシステムとして、国内・海外の取引先や拠点間との打ち合わせなどに利用されてきました。
しかし従来のシステムでは、同時に発言する人数は4人に限られ、ブレーンストーミングでの利用などに不便さが生じていました。また会議を一時中断したり、万一のサーバ異常の際には、資料を再度アップロードして、再度、会議に参加する操作をしなくてはなりませんでした。
|
JoinMeeting |
上記の課題を解決するため、今般当社は「JoinMeetingV2」を開発しました。本製品では、従来のイントラネット・インターネット両方の環境で利用可能という長所を継承した上で、企業間や海外拠点間などで同時に、国内最多の18人の発言と画面表示を可能としました。また、録画ファイルを利用した会議継続機能や、Webビデオ会議サーバのダウン時の迅速なリカバリーを実現する機能(ホットスタンバイ機能、注2)を搭載しています。これにより万一会議が中断しても次回の会議で継続した資料を利用でき、円滑に会議を継承することができます。
また、プレゼンス連携機能とショートメッセージ機能を実現したことで、打ち合わせをしたい相手の在席情報を確認し、より簡単に会議を開始することも可能となりました。
【本製品の主な特長】
国内最多、企業間や海外拠点間でも、18人の同時発言と映像表示を実現
従来、インターネットを利用して企業間や海外拠点間のWebビデオ会議を行う場合、同時発言が4人のカンファレンス・モードだけが利用可能でした。今回、国内で初めて、ファイアーウォールの設定変更をせずに、18人の同時発言と映像表示を可能とするディスカッション・モードを提供します。開発・生産・販売などの遠隔地間の部門での打ち合わせ、教育の現場など、利用シーンに合わせてご利用いただけます。
業界で初めて会議の継続運用が可能
従来のWebビデオ会議システムでは、長時間の会議となり、会議を一時的に中断した場合、以前の書き込み・テキストチャットなどが引き継がれずに、会議再開時には再度、資料をアップロードする必要がありました。今回、録画ファイルを利用した会議継続機能を実現したことで、世界で初めて、会議が中断しても、会議を継続できることを可能にしました。
業界初の、Webビデオ会議サーバのホットスタンバイ機能
従来のWebビデオ会議システムでは、Webビデオ会議サーバが異常となった場合、利用者は再起動されたWebビデオ会議サーバへ再接続して、利用中の資料を再度アップロードする必要がありました。今回、Webビデオ会議サーバのホットスタンバイ機能を実現したことで、万一のトラブル時にも、会議の円滑な進行が可能となりました。
プレゼンス連携機能と、使いやすさを追求した機能
従来は、Webビデオ会議を開始するために、事前に電話などで通知する必要がありました。今回、プレゼンス連携機能とショートメッセージ機能を実現したことで、打ち合わせをしたい相手の在席情報を確認ならびに、電話感覚での会話開始が可能となりました。また、不在時のビデオメッセージを保存機能、ショートメッセージの送信機能など、不在やビジー状態でのコミュニケーション機能も強化しました。
【販売価格、および出荷時期】
製品名 |
販売価格(税別) |
出荷時期 |
JoinMeeting V2L01 (同時256ライセンス) |
500万円 |
即日 |
JoinMeeting Lite V2L01 (同時50ライセンス) |
200万円 |
即日 |
クライアントソフトウェア |
無償 |
即日 |
【販売目標】
【商標について】
その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)NAT:
- Network Address Translation。社内で利用するローカルIPアドレスと、インターネットアクセスで利するグローバルIPアドレスを、相互に変換して、透過的にアクセスできるようにする技術。
- (注2)ホットスタンバイ機能:
- コンピュータシステムや通信機器を多重化して高信頼性を図る手法の一つ。同じ構成のシステムを2系統(現用系・待機系)用意し、待機系は起動しながら待機状態にしておく。待機系は現用系に障害が発生すると、瞬時に待機系に処理が引き継がれる機能。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
|