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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム)
2004-0181
2004年10月4日
富士通株式会社
富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社

中小規模事業所向けSIP対応IPテレフォニーシステムを新発売

〜コストパフォーマンスに優れた高音質なIPテレフォニーシステムを提供〜

富士通株式会社(以下、富士通)と富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社(以下、FINET)は、中小規模事業所(注1)に向けて、SIP(注2) 対応IP(インターネット・プロトコル)テレフォニーシステム「IP Pathfinder(アイピーパスファインダー) RM10S」を開発し、本日より両社で販売活動を開始します。

本システムは、SIPサーバとしての利用はもちろんのこと、お客様のご要望により既存のPBX(構内交換機)機能を継続して利用できる拡張性を持っています。両社は本システムの提供により、コスト削減、業務効率の向上など、お客様の多様なニーズに対応していきます。

「IP Pathfinder RM10S」は、IP電話の呼制御プロトコルであるSIPに対応し、最大450台のSIP対応IP電話機などを収容可能です。また、本システムは、導入しやすい価格でありながら、IP電話での高音質な通話、およびさまざまなアプリケーションとの連携を実現するなど、コストパフォーマンスに大変優れています。

本システムは、PBX・ボタン電話での置き換えや、点在する拠点のIP電話機の集中管理など、中小規模事業所のお客様の多様な利用形態に対応可能です。

IP Pathfinder RM10S

【本システムの特長】

  1. コストパフォーマンスに優れたIPテレフォニーシステムを提供

    ・コストパフォーマンスに優れたIPテレフォニーシステムを実現しました。中小規模事業所のお客様が導入しやすい価格でありながら、IP電話での高音質な通話ができ、さらに将来は、さまざまなアプリケーションとの連携ができるなどの拡張性を有しています。

  2. お客様に最適な構成でご利用いただけるシステムを提供

    ・本システムは、SIPモジュール、および既存のPBX機能を利用するためのGWモジュール(ゲートウェイモジュール)で構成しています。SIPモジュール単体でのIP電話機の利用はもちろんのこと、GWモジュールにより、既存のPBXで利用していた多機能電話機や一般のアナログ電話機、アナログ・ISDNなどの公衆回線を収容できます。拡張性のあるシステムの提供により、お客様の多様なニーズへの対応が可能です。

  3. 高い音声品質の確保

    ・富士通独自の音声技術である「スペクトル・マスキング法(関連特許取得済)(注3)」によるエコーキャンセラーを搭載しました。音声の劣化や遅延を防ぐ「ダイレクトパス機能」と併せて、IPネットワーク上での高い音声品質を確保します。

なお、汎用的なSIPプロトコルを採用している本システムは、今後、グループウェア、電子電話帳、Web会議システムなどのさまざまなアプリケーションと連携し、中小規模事業所のお客様の業務効率向上をサポートしていく予定です。

また、本システムは10月5日から9日までの間、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2004」の富士通ブースに出展します。

【販売価格、および出荷時期】

システム名 販売価格(税込) 出荷時期
「IP Pathfinder RM10S」 約82万円
(SIP内線:16回線、アナログ局線:4回線で構成した場合。
IP電話機を含む。但し、スイッチ、19インチラック、工事・現調費は含まず)
2004年10月4日より出荷開始

【販売目標】

今後1年で、年間5,000システム

【IPテレフォニーシステムの市場動向】

コスト削減、企業内インフラの整備、業務効率向上への期待から、大手企業だけでなく中小規模事業所によるIPテレフォニーシステムの導入が進展しています。現在、富士通とFINETは、「IP Pathfinder」シリーズの展開により、IPテレフォニー市場において約21%のシェアを有しています。(出典:2004年コミュニケーション機器マーケティング調査総覧、富士キメラ総研調べ、2004年8月)

【添付資料】

【商標について】

・「IP Pathfinder」は、富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社の登録商標です。

・その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)中小規模事業所:
400内線以下の事業所。
(注2)SIP:
Session Initiation Protocolの略。IPネットワーク上で、電話の呼制御を実現するためのプロトコル。構造が複雑である上に、IPネットワーク上におけるサービス拡張が難しいH.323に比べ、SIPはIPネットワークの特性を活かすことで、シンプルかつ拡張性に富んだ呼制御や通話制御を実現することができる。さまざまなアプリケーションとの連携が可能なため、今後はH.323からSIPへの置き換えが予測される。
(注3)スペクトル・マスキング法:
当社独自のエコーキャンセラー技術であり、多地点のエコーに対応可能できる特色をもつ。音声などの受信信号からエコーの周波数成分だけを抑圧し、優れたキャンセル性能を実現。

関連リンク

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