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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム)
2004-0188
2004年10月14日
富士通株式会社

企業向けデスクトップパソコン「FMVシリーズ」のラインナップを一新

〜高い信頼性と強固なセキュリティを実現〜

当社は、企業向けデスクトップパソコン「FMVシリーズ」のラインナップを一新し、全6シリーズ15機種の販売活動を10月14日から開始します。全機種で信頼性を高めるバックアップツール「StandbyDisk Solo(スタンバイ・ディスク・ソロ)2.1」が選択可能 (注1)です。また、「セキュリティチップ」の対応機種を拡充し、セキュリティレベルを向上させています。

ビジネスツールとしてパソコンの果たす役割が重要なものとなっている中で、企業向けパソコンに求められる信頼性やセキュリティのレベルも非常に高くなっています。

「FMVシリーズ」では、全機種でバックアップツール「StandbyDisk Solo 2.1」が搭載可能です。1台のHDD上で定期的な自動バックアップと瞬時の復旧が可能であるため、ウイルス感染時や、万一のシステムトラブル時にも、バックアップ時の状態まで非常に短時間で復旧することができます(注2)。また、データの完全二重化により、万一のHDD故障時にデータ損失を防ぐ「IDE-RAIDモデル」と合わせて、お客様のシステム環境や利用目的に応じたビジネスパソコンをお選びいただけます。

さらに、システムのセキュリティレベルを向上させるTCG準拠(注3)の「セキュリティチップ」の対応機種を拡充し、情報漏洩や不正使用の防止など、これまで以上に安全性の高いセキュリティ環境を実現します。

FMVシリーズ
FMVシリーズ

【本製品の特長】

  1. 信頼性の向上
    • 1台のHDD上で定期的な自動バックアップと瞬時の復旧を可能にする、株式会社ネットジャパン提供のバックアップツール「StandbyDisk Solo 2.1」を、カスタムメイドで選択できます。本ソフトは、システム使用領域と同容量をスタンバイ・エリアとして確保し、更新内容を定期的に保存することで、ウイルス感染時や万一のシステムトラブル時にも最終バックアップ時の状態に簡単かつ非常に短時間で復旧できます。
    • ミドルタワー型「W630」、コンパクトスリムタワー型「E635」「E630」では、ハードウェアRAID1(ミラーリング)機能搭載の「IDE-RAIDモデル」を用意しています。大容量80GB(ギガバイト)HDDを本体に2基搭載し、データを完全に二重化することで、高い信頼性を実現するとともに、万一のHDD故障時にデータ損失を防ぎます。
  2. セキュリティ機能の強化
    • パソコン本体のセキュリティレベルを飛躍的に向上させる「セキュリティチップ」が選択可能(注4)です。暗号化された機密文書を開く際に必要となる鍵を本チップで管理するため、機密文書が他のパソコンにコピーされても、内容の漏洩を回避できます。また、本チップは、管理者が定めた設定・構成の不正な改ざんや変更を検知し、パソコンをログオン不可にすることができます。
    • 複数のID/パスワードが格納できる「スマートカード」を本人が携帯することで、重要なセキュリティ情報を本体のHDD内に保存することがなくなり、安全性が高まります。
    • パソコンの本体カバーそのものに施錠することができる「本体カバーキー」により、メモリやオプションカードなど各種デバイスの盗難を防止し、お客様の資産を守ります。また、HDDの盗難を防ぐことで大切なデータの流出を防ぎます。
  3. 使いやすさの追求
    • 画面に表示される文字やアイコンなどの大きさを、手軽に3段階に拡大できる「FM拡大ツール」を全機種で標準添付し、画面の見やすさを向上させています。
    • 工具不要で本体カバーの開閉が可能な「イージーアクセス筐体」を採用し、メモリやHDDなどの増設が簡単に行えます。
    • 標準装備の連動式サービスコンセントにより、本体の電源からディスプレイの電源切断が可能です。電源コンセントを効率的に使えるとともにディスプレイ電源の消し忘れを防止します。
    • 当社独自のファン制御技術により、パソコン本体内の温度変化に合わせてリアルタイムで冷却ファンの制御を行い、騒音と温度の両方に配慮しています。システム待機時には「人のささやき声」(30デシベル)よりもさらに低い23デシベル(注5)を実現します。
  4. 基本性能の強化
    • ミドルタワー型「W630」、コンパクトスリムタワー型「E635」では高性能チップセット「インテル®915G Express」を搭載し、高速データ転送が可能なDDR2 SDRAM (PC2 -4200)を採用するなど、システムの高速処理を実現しています。また、コンパクトスリムタワー型「E635」では、「ハイパー・スレッディング・テクノロジ(注6)」対応の「インテル®Pentium®4プロセッサ560(3.60GHz)」をはじめとする高性能CPUがカスタムメイドで選択可能です。
    • 省スペース型「C630」、「C330」では、業界最小クラスのコンパクトボディに高機能を満載しています。筐体容量約8.5リットルの中に、CD-ROMドライブとFDドライブを同時に内蔵し、優れた省スペース性を実現しています。
    • すっきりとした設置が可能な液晶一体型「K630」では、15型XGA液晶と17型SXGA液晶を用意し、お客様のニーズに合わせてお選びいただけます。
  5. 「FMVバリューライン」2シリーズ3機種を同時に販売開始
    • 当社WEBショッピングサイト「WEBMART」にてお求めやすい価格で提供している「FMVバリューライン」については、CPU性能を強化した省スペース型「CXシリーズ」1シリーズ2機種に加えて、新筐体を採用したコンパクトスリムタワー型「EXシリーズ」1シリーズ1機種を新たに提供します。

【販売価格、および提供時期】

・省スペース型「FMV-C630」のカスタムメイド最小構成(注7)の場合
製品名 希望小売価格(税別) 提供時期
FMV-C630 8万3,000円 10月下旬より
(その他の機種を含めた標準構成、および提供時期については、添付資料をご参照ください)

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【添付資料】

以上

注釈

(注1)「StandbyDisk Solo 2.1」が選択可能:
Windows®2000モデルを除く全機種で選択可能。
(注2)復旧することができます:
ハードウェア故障の場合や、ウイルス感染後にバックアップした場合を除く。
(注3)TCG準拠:
セキュリティチップは、業界団体であるTCG(Trusted Computing Group)で定義された仕様(v1.1b)に準拠。
(注4)「セキュリティチップ」が選択可能:
「FMV-W630」「FMV-C630」「FMV-C330」を除く全機種で選択可能。
(注5)23デシベル:
「FMV-C630」での当社測定値。
(注6)ハイパー・スレッディング・テクノロジ:
CPU内計算回路の空き領域を有効利用し、1つのCPUを仮想的に2つに見立てて処理能力を高める技術。Windows®XP Professional環境でのみ対応。
(注7)カスタムメイド最小構成:
インテル® Celeron®Dプロセッサ325(2.53GHz)、メモリ256メガバイト(DDR SDRAM)、HDD40GB、最大24倍速CD-ROM、1000BASE-T LAN、Windows®XP Home Edition、キーボードなし。

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