| [ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス) |
2004-0168
2004年9月9日
富士通株式会社 |
「ウェブ・ユニバーサルデザイン・ソリューション」を提供開始
〜誰もが参加できるIT社会実現に向けて〜
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当社はこのほど、自治体のお客様に向け、すべての住民にとって使いやすいウェブサイトの構築を実現する「ウェブ・ユニバーサルデザイン・ソリューション」を新たに提供開始いたします。
本ソリューションは、お客様のウェブサイトのアクセシビリティ(すべての人にとってのわかりやすさ)を、「JIS X8341-3」(注1)の観点から評価し、その改善に向け、コンサルティング、コンテンツ修正から、教育まで、幅広いサービスを取り揃えています。
これにより、身体の不自由な方や高齢者などを含むすべての住民と行政の円滑なコミュニケーションを支援するとともに、行政サービスの「公平性」「利便性」の確保に貢献してまいります。
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近年、「電子自治体」の進展に伴い、身体の不自由な方や高齢者が社会への積極的な参加を図るうえで、自治体のウェブサイトは非常に有用な手段になっています。また、アクセシビリティ向上のために満たすべきウェブサイトの要件を規定した「JIS X8341-3」の制定や、情報提供のバリアフリー推進をうたった「e-Japan重点計画-2004」(注2)の策定を受け、各自治体ではユニバーサルデザインの考え方に基づき、万人にとって使いやすいウェブサイトの構築気運が高まっています。
こうした状況に対応するため、当社は今般「ウェブ・ユニバーサルデザイン・ソリューション」を提供いたします。具体的な例として、以下の実現を目指します。
- 文字色と背景色の明度差を充分にとることで、視覚障害者の読みにくさを解消。
- ウェブ上の絵図へのテキスト情報付記、スペース・改行ルールの設定を行うことで、音声読み上げブラウザ利用時の、視覚障害者の聞き取りやすさに配慮。
- 特定の入力装置に依存せず、キーボードのみで全ての操作を可能にすることで、視覚障害者や上肢障害者、手の震えによりマウス操作が困難な方の利用をサポート。
また、あわせてユーザビリティ(簡単に操作できる使いやすさ)に関して、当社独自の「シナリオウォークスルー手法」(注3)に基づいたサービスも提供し、「必要な情報がすぐに見つかる」「操作が分かりやすい」など、ウェブサイトの使いやすさを追求します。これにより、アクセシビリティとユーザビリティの両面から、お客様の目的や予算に応じた最適なウェブサイトの構築が可能になります。
なお、本ソリューションは「日経パソコン 企業サイトユーザビリティランキング(2004年3月)」で1位を受賞した、当社自身のウェブサイトの構築ノウハウを商品化したもので、複数の自治体、企業のお客様に対する先行適用の実績があり、それぞれのお客様から高い評価をいただいています。
当社は今後とも、最先端のテクノロジーをベースに、本ソリューションをはじめ、ユニバーサルデザインの考え方に基づく製品・サービスを継続的に提供することで、誰もが参加できるIT社会の実現に貢献してまいります。
なお、本ソリューションを含む当社のアクセシビリティへの取り組みについては、富士通のe-Japanモデルルーム「netCommunity」(東京都千代田区)(注4)にて、ご紹介させていただきます。
【本ソリューションの特長】
目的・予算に応じた柔軟なメニュー選択が可能
本ソリューションは、目的・予算に応じた6種類の「アクセシビリティ改善サービス」と4種類の「ユーザビリティ改善サービス」から構成されています。これらを自由に組み合わせることで、アクセシビリティ評価のみからコンサルティングに基づくサイトの再構築まで、お客様のニーズに合わせた柔軟なメニュー選択が可能になります。
当社の長年の実績、ノウハウを活用
当社は、他社に先駆けて策定された「富士通ウェブ・アクセシビリティ指針」(注5)や、多数のダウンロード実績がある「富士通アクセシビリティ・アシスタンス」(注6)など、アクセシビリティに関して早くから積極的に取り組んでまいりました。本ソリューションは、その経験と実績を最大限に活用し、当社のアクセシビリティの専門家が監修したものです。
お客様自身による継続的なアクセシビリティ確保・維持が可能
お客様のウェブサイトご担当者に対して充実したアクセシビリティ教育コースをご用意し、サイトの運用管理体制などを整備したうえで、お客様自身によるウェブサイトのアクセシビリティの継続的な確保・維持をご支援いたします。
【販売価格、および出荷時期】
| サービス名 |
販売価格(税別) |
提供時期 |
| アクセシビリティ改善サービス |
評価コース |
個別見積り |
即日 |
| コンサルティングコース |
個別見積り |
即日 |
| 画面デザインコース |
個別見積り |
即日 |
| コンテンツ修正コース |
個別見積り |
即日 |
| ガイドライン作成コース |
個別見積り |
即日 |
| 教育コース |
個別見積り |
即日 |
| ユーザビリティ改善サービス |
お試しコース |
30万円 |
即日 |
| お手軽コース |
50万円 |
即日 |
| 充実コース |
個別見積り |
即日 |
| カスタムコース |
個別見積り |
即日 |
アクセシビリティ改善サービス
- 評価コース:
- JIS規格を基に、アクセシビリティの改善ポイントを抽出、分析。
- コンサルティングコース:
- JIS対応を図るための、改善方針や改善方法を提示。
- 画面デザインコース:
- アクセシビリティ、ユーザビリティに加え、ブランディングやイメージ戦略に基づくトータルデザインの具体案を作成。
- コンテンツ修正コース:
- JIS対応を図るために有効な改善案に基づき、コンテンツを修正。
- ガイドライン作成コース:
- JISに基づき「重要性」「実現性」「修正コスト」を考慮したうえで、対象ウェブサイトのアクセシビリティの確保・維持に有効なオリジナルのガイドラインを作成。
- アクセシビリティ教育コース:
- 富士通マイゼミナールにて1日6時間コースで実施。定期開催講座のほか、ご要望に応じ、個別に講座を開設。
ユーザビリティ改善サービス
- お試しコース:
- 基本的な課題につき、5個のシナリオを作成し、2週間で評価。
- お手軽コース:
- お客様固有の重要な課題を選定のうえ、10個程度のシナリオを作成し、4週間で評価。
- 充実コース:
- お客様固有の重要な課題を選定のうえ、20個程度のシナリオを作成して評価。(期間は、個別にご相談)
- カスタムコース:
- お客様固有の重要な課題を選定のうえ、指定数のシナリオを作成して評価。(期間は、個別にご相談)
【関連商品】
| 製品名 |
販売価格(税別) |
提供時期 |
| i-CityPortal V10 |
150万円から |
2004年9月 |
| らくらくブラウザ |
9,500円 |
2003年10月 |
i-CityPortal V10:自治体のポータルサイトの構築・運用を支援するシステム。約200自治体で実績があります。
らくらくブラウザ:通常のウェブブラウザの使用が難しい障害児、障害者、児童などによるインターネットの利用を可能にした当社製ブラウザ。
【販売目標】
2005年度末までに売上1億円 (当社の決算期は3月末日です。)
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)JIS X8341-3:
- 日本工業規格「JIS」が2004年6月20日に制定した「高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス―第三部:ウェブコンテンツ」。ウェブコンテンツがアクセシビリティ向上のために満たすべき具体的な要件を規定。
- (注2)e-Japan重点計画-2004:
- 政府のIT戦略本部が2004年6月15日に策定。「2005年に世界最先端のIT国家へ」という目標を達成するための重点施策と2006年以降に向けての布石を提示。
- (注3)シナリオウォークスルー手法:
- 富士通研究所が開発したウェブサイト・ユーザビリティ評価技術。ターゲットユーザーとサイト運営者の双方の目的を踏まえ、例えば「住民がイベントを開催するために、自治体の運動施設を予約する」「住民だよりで目にした予防接種案内の詳細を調べる」など、ユーザーがウェブサイト内でとる行動を体系的に集約したシナリオ(あるべき利用状況)を作成のうえ、(1)サイトへの誘導性(2)検索の容易性(3)サイト内の誘導性(4)理解の容易性(5)実行の容易性の観点から、シナリオの達成を阻害する問題点の抽出を図る。
- (注4)e-Japanモデルルーム「netCommunity」:
- 富士通が考える将来の電子社会の姿、課題解決に向けたソリューション、先進技術などを具体的なIT利用シーンを通じてご紹介するモデルルーム。事前予約制になっている関係上、ご利用に当たっては
弊社担当営業までお問い合わせください。 http://e-japan.fujitsu.com/nc/
- (注5)富士通ウェブ・アクセシビリティ指針:
- 身体の不自由な方や高齢者を含めたすべての方にとって、当社ウェブサイトが利用しやすくなることを目的として、当社が2002年6月に制定。
http://jp.fujitsu.com/webaccessibility/v2/
- (注6)富士通アクセシビリティ・アシスタンス:
- 当社独自のアクセシビリティ診断ツール。当社ウェブサイトから無償ダウンロードできる3種類のソフトにより、ウェブコンテンツのアクセシビリティが簡単にチェックできる。
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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