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[ PRESS RELEASE ]
2004年7月14日
株式会社サンリオピューロランド
富士通株式会社
国内初!テーマパークでRFIDの書き込み機能を活用

「デジタル昆虫採集」イベント開催

〜サンリオピューロランドと富士通が共同でバーチャルな昆虫採集空間を創出〜

株式会社サンリオピューロランド(本社:東京都多摩市、社長:辻信太郎、以下、サンリオピューロランド)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、社長:黒川博昭、以下、富士通)が開発した、RFID(注1)タグ利用のアプリケーションを用いて、疑似的に昆虫採集を体感できる「デジタル昆虫採集」システムをベースに、「デジタル昆虫採集」イベントを開催いたします。

本システムは、国内で初めて、RFIDタグの書き込み機能をテーマパークに適用したもので、7月17日(土曜日)から8月31日(火曜日)までの夏休み期間中、サンリオピューロランド内で稼働いたします。

「デジタル昆虫採集」システムは、RFIDタグが取り付けられた昆虫採集用の網で、会場内の「昆虫フィールド」に隠れている擬似的なデジタル昆虫を捕らえることによって、リーダ/ライタ(注2)からRFIDタグに昆虫の情報を送信し、仮想的な昆虫採集を実現するものです。今回開催されるイベントの参加者は、捕獲した昆虫の写真などが印刷された「昆虫王認定証」を入手することができます。

本システムは、子供たちに人気の昆虫関連イベントをより楽しく、より体験型のものとすべく、サンリオピューロランドの基本構想を、富士通のRFIDに関する先進技術およびシステム構築力により具体化したものです。なお、今回のシステム実現にあたり、両社共同で関連特許を出願済みです。


「デジタル昆虫採集」イベント イメージ図

「ユビキタス社会」を支えるキーテクノロジーとして、さまざまな分野で実用化が始まりつつあるRFIDについて、その書き込み機能に着目し、テーマパークに応用したのは今回が国内初となります。

本システムについては、スタンプラリーなどの進化形として、さまざまなバリエーションが想定され、新しいエンターテインメントの可能性を拓くものと考えられます。

今後とも両社は、サンリオピューロランドの「子供から大人まで楽しめるエンターテインメント分野におけるコミュニケーションスペース開発」という企業理念の実現に向けた企画創造力、富士通の最先端テクノロジーに裏付けられたトータルソリューション提供能力、というそれぞれの強みを活かし、ITを駆使した今までにないアトラクションやイベントのアプリケーションを開発してまいります。

将来的には、施設内のアトラクションと家庭をインターネットでつなげた、新しいエンターテインメントなども両社で提供していく予定です。

「デジタル昆虫採集」システム概要

本システムは、複数の「昆虫フィールド」と「昆虫王認定証プリンタ」から構成されています。

  1. 「昆虫フィールド」とは、デジタル昆虫が生息するゲームパネルのことです。菜の花畑や水辺が描かれたパネルには、複数のリーダ/ライタが内蔵されています。 「昆虫フィールド」から、デジタル昆虫の識別情報を、網に取り付けられたRFIDタグに送信することで、仮想的な昆虫採集を実現します。
  2. 「昆虫王認定証プリンタ」では、ゲーム終了後に結果の印刷された認定証を発行します。プリンタは、網に取り付けられたRFIDタグから、採集したデジタル昆虫の識別情報を受信し、昆虫たちが印刷された認定証をゲーム参加者の顔写真入りでプリントします。

【「デジタル昆虫採集」イベントの概要】

名称「デジタル昆虫採集」
開催期間2004年7月17日(土曜日)から8月31日(火曜日)
(同時開催イベント「巨大昆虫&ムシキングワールド」と併設)
開催場所サンリオピューロランド(東京都多摩市)内
参加料金300円(税込み)認定証&スタンプブック付き
(但し、サンリオピューロランドへの入場料金は別途必要です。)
内容
  1. 参加受付後、RFIDタグ付きの昆虫捕獲網を受け取り、デジタル昆虫採集ゾーンへ。
  2. 森林や菜の花畑に隠れている昆虫を探し出し網で捕獲。
  3. 受付にて、自分の捕まえた昆虫一覧と顔写真入り認定証を受け取る。
予想参加者数開催期間中5,000人

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)RFID:
Radio Frequency Identification の略。識別情報を記録したICチップを内蔵したタグを電波や磁気により無線で読み取ることで、タグを装着した人や物の識別を行うことが可能。
(注2)リーダ/ライタ:
上記(注1)のタグに対して、データの読み取り・書き込みを行う装置。

関連リンク

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