[ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス) |
2004-0093
2004年6月3日
富士通株式会社 |
「エンドポイントセキュリティソリューション」新規提供
〜企業システムに自己防衛型セキュリティ機能を実現〜
近年、個人情報漏洩やコンピュータウィルス被害による内部ネットワークの停止被害が多く発生しており、企業のブランドイメージを維持するとともにビジネスの信頼性を確保する上で、セキュリティ対策は不可欠の要件となっています。これに対して多くの企業の情報システムは、インターネットなど外部と社内ネットワークの接続部分及び、クライアントにおいてのみセキュリティ対策が実施されているのが実情です。
また、これからのユビキタス時代に向け、ITによる「安心、安全社会」の実現を目指す上で、セキュリティの信頼性確保が大きな鍵を握ることになります。
こうした背景を受け、今般「エンドポイントセキュリティソリューション」を提供します。本ソリューションにより、認証されない利用者のネットワーク利用を禁止することができます。また、システム利用者個人の運用に任されているWindowsセキュリティ修正プログラムの適用やウィルスパターンファイルの更新がされているかどうかを、システム的に一元管理し、セキュリティ対策未実施のクライアントをネットワークから隔離もしくは自動更新することが可能となります。これにより情報システムのセキュリティ対策をエンドポイントにおいて、強固にすることができます
本ソリューションは、従来の「富士通セキュリティソリューション」(注1)に、新たに追加したものです。お客様サイトにセキュリティ環境を構築する「セキュリティインテグレーションサービス」と、これらの機能をASPで提供(注2)し、継続的に管理・運用する「セキュリティマネージメントサービス」及び関連製品から構成されており、システムの規模や運用体制に応じた柔軟な選択が可能です。
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【本ソリューションの販売価格、および出荷時期】
商品名 |
販売価格(税別) |
提供時期 |
セキュリティインテグレーションサービス(注3) |
個別見積(500万円から) |
即日 |
セキュリティマネージメントサービス(注4) |
個別見積(月額30万円から) |
即日 |
【販売目標】
「エンドポイントセキュリティソリューション」全体で2006年度末までに売上130億円 (当社の決算期は3月末日です。)
【本ソリューションの特長】
許可されていない利用者による、組織ネットワークへの接続を拒否します。
Windowsセキュリティ修正プログラムの適用やウィルスパターンファイルの更新を怠っているクライアントを、組織のネットワークから隔離します。また、セキュリティパッチやパターンファイルを自動的にクライアントに送信し、適用することが可能です。
組織のネットワークにリモートアクセスするクライアントに対しても、同様のセキュリティ対策を徹底します。
システムの管理情報の更新を、お客様に代わってリモートで行います。
自組織の環境として、自社でシステムを構築するか、アプリケーションサービスを利用するかを選択できます。
エンドポイントセキュリティ環境は、以下の関連製品などで構成されます。
- Systemwalker Desktop Patrol
- Safeauthor
- Zone Labs IntegrityTM (注5)
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【商標について】
- 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
- Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国に
おける登録商標です。
以上
用語説明
- (注1)「富士通のセキュリティソリューション」:(詳細別紙参照)
- ウィルスによる業務停止や、取引情報の機密情報漏洩などのリスクから、企業活動を守るために経営者が取り組むべきセキュリティ対策を「組織規定レイヤー」「インフラレイヤー」「アプリケーションレイヤー」の3つのレイヤーからなるソリューション体系として確立し、12種のセキュリティソリューションを提供。
- (注2)ASPで提供:
- アプリケーションサービスは、当社の企業向けネットワークサービス「FENICS」をベースにした、ネットワークアプリケーションのビルトインサービス「FENICS-AS」としても提供。
- (注3)セキュリティインテグレーションサービス:
- 認証サーバ、対策チェックサーバ、資産管理サーバの構築と認証スイッチの設定、およびクライアントPCのエージェントインストールを実施。
- (注4)セキュリティマネージメントサービス:
- 認証サーバ、対策チェックサーバ、資産管理サーバの運用管理サービスを実施。
- (注5)Zone Labs IntegrityTM:
- 企業のデータと生産性を保護するエンドポイントセキュリティ管理プラットフォーム。開発元である米Zone Labsは、Check Point (Nasdaq:CHKP)カンパニーの1つであり、PC上の貴重な個人情報を、ハッカーやスパイウェア、データの盗難から保護する、エンドポイントセキュリティのリーダーです。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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