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富士通とサンが提携関係を拡大〜2006年の中頃をめざし、次期SPARC/Solarisサーバの開発で協業〜富士通株式会社(代表取締役社長:黒川 博昭、東京都港区、以下富士通)とサン・マイクロシステムズ・インク(社長兼COO:ジョナサン・シュワルツ、米国カリフォルニア州、以下サン)はこのほど、戦略的な提携関係を拡大することで合意いたしました。具体的には、SPARC/Solarisをご利用のお客様に対して最適・最強のソリューションを提供するため、2006年の中頃をめざし、両社共同で次期SPARC/Solarisサーバ(コードネームAPL:Advanced Product Line)を開発・提供していきます。 次期SPARC/Solarisサーバは、既存の富士通の「PRIMEPOWER」とサンの「Sun Fire」各々の次世代機として位置づけられ、お客様にとっては、SPARCロードマップに沿った、バイナリー互換による、安全でシームレスな移行が可能となり、Solaris、Java、および世界の主要な企業向けアプリケーションをご利用いただけます。 なお、次期SPARC/Solarisサーバの発売までの期間は、富士通とサンは、現在の各々の製品ラインナップである「PRIMEPOWER」と「Sun Fire」についても投資を継続、販売し、協力していきます。
ミッションクリティカル分野における富士通の高度な専門技術と、インターネットとネットワークコンピュ−ティングにおけるサンの優れた専門技術の結集によって、お客様やパートナーは、安心してSPARC /Solarisに対する投資を行えます。次期SPARC/Solarisサーバは、フロントエンドシステムからミッションクリティカルシステムまでのあらゆる業務に対応していきます。
今回の両社の提携拡大により、SPARC/Solarisシステムのグローバルな販売力とシステムインテグレーション力が増強されます。SPARC/Solaris市場における多くのISVや販売チャネルにとってもビジネスチャンスの増大をもたらすことになります。 両社は、お客様に業界最高のサービスとサポートを提供するために、世界各地域の強みを活かし、販売、製造面でも協力していきます。 本日の発表は、SPARCインターナショナル(1989年設立)の基本理念でもあるオープン性を特長とする、SPARCの20年間の歴史において、画期的なできごととなります。プロセッサアーキテクチャのオープン性により、富士通とサンはアーキテクチャ(SPARC V9の命令セット)を共同定義し、その仕様に基づくサーバ製品の開発において切磋琢磨してきました。富士通のSPARC64も、サンのUltraSPARCも、オープンなアーキテクチャに基づいています。このアーキテクチャのオープン性が、今回の提携を可能にしました。 【商標について】
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