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富士通、富士通研究所、メディアエクスチェンジ、東京エレクトロン、
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日本国内のインターネットの状況は、ADSL及びFTTHの普及によりブロードバンド化が進み、人々がインターネットに依存する度合いがますます高まりつつあります。アプリケーションは映像ストリーミングのように大容量化し、またeコマースのようなミッションクリティカルなトランザクションが大量に発生することによりインターネット・バックボーンに掛かる負荷が日々高まってきています。そのような環境においてはインターネット・バックボーンに求められる要求も高速、高信頼であることが求められます。それを実現する為には従来どおりの手法、及び機器では性能面においても高可用性の面においても十分ではありません。また、高速、高信頼のインターネット・バックボーン構築の為には大容量の伝送メディアの確保だけでは不十分で、遅延の小さく安定したネットワークを構築することが必要となります。
本コラボレーションでは、以下の領域における機器の機能と、ネットワーク構成の構築手法を確立することを目指します。
本コラボレーションでは、メディアエクスチェンジのネットワーク環境に、世界最高レベルの性能を持つProcket Networksの10ギガビット対応コア・ルータ(注7)と、富士通研究所が試作した10ギガビット光8ポートスイッチ(注8)を導入し、試験運用を開始しました。他のキャリアとピアリングするエッジ側のルータにもProcket Networks製のルータを設置し、実運用を含めた技術確認も行っていきます。
本コラボレーションにおける各社の役割は以下のとおりです。
実運用環境の提供、試験運用に関わる構築・評価の実行及び管理
ネットワーク設計・評価、および大量トランザクションに対するサーバ処理に関する技術支援、富士通研究所試作の10ギガビットスイッチの提供
機器(10Gコアルータ)の提供、技術窓口、保守
技術的要求事項の機器への反映、技術支援
なお、本件を含む新しいネットワーク技術やメディアエクスチェンジの取組みに関しては、MEXUM6th (MEXユーザーズミーティング、2月26日 池袋サンシャインシティプリンスホテル、URL: http://www.mex.ad.jp/mexum6th/index.html)にて紹介されます。
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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