FUJITSU
Worldwide|サイトマップ
THE POSSIBIliTIES ARE INFINITE
Japan
元のページへ戻る本件に関するお問い合わせ先 English
[ PRESS RELEASE ]
平成16年2月16日
エクセルplc
富士通株式会社

英エクセルと富士通、物流分野における戦略的提携で基本合意

英国EXEL plc(本社 : 英国 以下「エクセル」)と富士通株式会社(本社 : 東京都港区 以下「富士通」)は、このほど、富士通の全額出資子会社で富士通グループの物流事業を担う株式会社富士通ロジスティクス(本社 : 神奈川県横浜市 以下「FJL」)の全株式(100%)を、エクセルの全額出資子会社であるエクセル・ジャパン株式会社が取得することで基本合意いたしました。

富士通は、物流面の競争力を維持・向上させるために、サードパーティロジスティクス(3PL*)分野におけるグローバル規模での戦略的パートナーとの提携を検討してまいりました。今回の提携により、富士通は、エクセルグループの一員となるFJLに引き続き日本国内の物流業務を委託し、より高度なSCMを実現し、世界中のお客様にスピーディーかつ確実に製品を提供してまいります。なお、FJLの従業員の雇用は継続されます。

エクセルは、FJLの株式取得により、FJLが得意とするIT製品の国内物流技術とエクセルが保有するグローバルネットワーク、先進の物流技術を融合することで、同社の顧客に対してより幅広く、付加価値の高いサービスを提供してまいります。これは、アジア・パシフィック地域でコントラクトロジスティクスビジネスを拡大し、重点市場である日本における事業基盤を強化するというエクセルグループの戦略の一環であり、FJLの株式取得後の日本における事業規模は、現在の3倍以上になる見通しです。

今後、両社は具体的な条件の検討を行い、本年4月を目処に最終的な契約締結を実施する予定です。

【エクセル:最高経営責任者 ジョン・アランのコメント】

エクセルは日本で過去30年以上にわたり、国際的なフレイトマネージメントにおいて確固たる地位を築いてまいりました。また、最近では、成長が期待できるハイテク産業向けのコントラクトロジスティクスを中心に日本国内での事業機会の拡大を図っております。全国的な物流ネットワーク、サービスセンターおよび熟練した従業員をもつFJLの株式取得により、エクセルは日本国内においてさらに充実したサービスを提供し、尚一層お客様の満足に貢献していく所存です。

【富士通:代表取締役社長 黒川博昭のコメント】

富士通は、エクセルという世界的な3PL企業と提携することで、グローバルSCMを高度に発展させることが可能となります。FJLは、これまでほとんどが日本国内を事業基盤としており、当社グループ企業に限定したサービスを提供してきましたが、今後、エクセルグループの一員としてその技術力を発揚させることになります。当社としても、この提携により、お客様への物流面でのサービス品質を向上させるとともに製品コスト低減を図ることでお客様起点経営を具現化してまいります。

【EXEL plcの概要】
(1)本社所在地Ocean House, The Ring, Bracknell, Berkshire, RG12 1AW United Kingdom
(2)事業内容総合物流サービス企業(ノンアセット型(運輸現業をもたない)の3PL企業)
(3)代表者John Allan[CEO](ジョン・アラン)
(4)資本金83百万ポンド(2002年12月末現在)
(5)従業員数約71,000名
(6)売上高4,643百万ポンド(2002年度実績)
(7)事業所世界120カ国以上に約1,600拠点
【エクセル・ジャパン株式会社の概要】
(1)本社所在地東京都品川区南大井1丁目13番5号
(2)事業内容総合物流サービス企業(ノンアセット型(運輸現業をもたない)の3PL企業)
(3)代表者John Simon Millington [代表取締役社長](ジョン・サイモン・ミリントン)
(4)資本金50,001,000円
(5)従業員数370名
(6)創業1970年
【株式会社富士通ロジスティクスの概要】
(1)本社所在地神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目5番5号 住友不動産ビル
(2)事業内容富士通グループを中心とした総合物流サービス企業
(3)代表者豕瀬悦治 [代表取締役社長](いのせ えつじ)
(4)資本金4億円
(5)従業員数473名
(6)設立1988年5月20日

※ FJLは株式譲渡後、社名変更し、エクセル・ロジスティクス株式会社となる予定です。

以上

用語説明

* 3PL:
単なる運送の委託/受託という関係に止まらず、荷主企業に対して物流業務の改善を提案し、物流業務全体を包括して受託することにより、全体の効率化/最適化を図りながら低コストで高度な物流サービスを行うこと

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

元のページへ戻る ページの先頭へ

All Right Reserved, Copyright (C) FUJITSU