[ PRESS RELEASE ](製品・サービス) |
2004-0018
2004年1月26日
富士通株式会社 |
「Interstage V6」の新ラインアップにより「TRIOLE」のフロント統合を強化
〜ユビキタス環境において多様なアクセス手段に対応し、最適な情報活用を実現〜
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当社はこのほど、IT基盤「TRIOLE(トリオーレ)」のフロント統合の強化として、"リアルタイム"コラボラティブビジネスインテグレーション(注1)「Interstage(インターステージ)」に、新商品「Interstage Realtime Communicator(リアルタイムコミュニケータ)」を加え、他2商品とともに本日より販売を開始します。
本商品は、利用者が状況の変化に応じて必要とする鮮度と精度の高いリアルタイムな情報を、ビジネスの現場から容易にアクセスできる、ユビキタス環境に対応した情報活用を実現するソフトウェアです。
従来のアプリケーション作成によるユビキタス環境に対応したシステム構築と比べ、約3分の1の短期間でシステム構築が可能になります。これにより、スピーディーなビジネス変革を支援し、お客様のビジネスのスピードアップを実現します。
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現在、企業活動においては、意思決定のスピードアップや営業力・収益力の向上を従来にも増して求められ、ワークスタイルの変革や作業の効率化によるビジネスチャンスの確実な獲得が急務となっています。これらへの対応として、情報システムでは空間的、時間的な制約のないユビキタス環境での情報活用のニーズが高まり、いつでも、どこでも、さまざまな端末から、セキュリティを確保した多様なアクセス手段によるリアルタイムの情報活用の実現が求められています。
「Interstage Realtime Communicator」は、刻々と変化するひと・もの・サービスなどの状態をシステムが一元管理して、利用者に適したデータや情報の選択、配信を実現します。配信先も、PC、携帯電話、PDAなど多様な端末に対応しているため、利用者の状態に応じた最適な端末を選択できます。これにより、基幹システムなどのバックオフィス系のシステムと連携し、利用者がビジネスの現場からリアルタイムに、安全性の高い、かつ適切な情報やコンテンツを容易に利用することができるフロント統合を実現します。
また、本商品は、ユビキタスネットワーク対応のシステム構築を強力にサポートし、システムの構築期間を従来の約3分の1に削減します。
「Interstage Realtime Communicator」は、「TRIOLE」のフロント統合強化として、お客様の業務フロントからスピーディーなビジネス変革を支援し、業務の効率化とビジネスのスピードアップを強力に実現します。
【販売価格、および出荷時期】
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商品名 |
販売価格(税別) |
出荷時期 |
「Interstage Realtime Communicator」 |
100万円より |
2004年3月初旬より |
【販売目標】
2005年度末までに21万3,000サーバの販売を予定しています。(「Interstage」全体)
※当社の決算期は3月末日です。
【その他新規提供商品】
- 「Interstage Shunsaku Insight(シュンサク インサイト)」
プログラムを作成することなく、XML型データベースエンジンである「Interstage Shunsaku Data Manager(シュンサク データマネージャ)」を利用可能にするソフトウェアです。Webブラウザ上のスプレットシートを使うことにより、Excel操作ベースで検索定義や検索、および「Interstage Shunsaku Data Manager」へのデータの追加、更新の操作が簡単にできます。
商品名 |
販売価格(税別) |
出荷時期 |
「Interstage Shunsaku Insight」 |
200万円より |
2004年2月中旬より |
- 「Interstage Data Collector(データコレクター)」
基幹システムなどのデータソースから抽出されたデータをファイルとして受け取り、活用しやすい情報へと加工・編集し、データウェアハウスなどの情報活用システムへと格納する簡易データ連携ソフトウェアです。 GUIを使用したデータフォーマット変換設定や、典型的な処理を容易にするためのテンプレートを提供しているため、データ連携システムの構築に必要な作業を大幅に削減することができます。
商品名 |
販売価格(税別) |
出荷時期 |
「Interstage Data Collector」 |
80万円より |
2004年3月初旬より |
【「TRIOLE」について】
「TRIOLE」は社会・企業活動に要求される「ビジネスの成長・拡大」「スピーディーな業務構築」「システムの安定運用とTCO削減」を実現する富士通のIT基盤です。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
用語説明
- (注1)
- "リアルタイム"コラボラティブビジネスインテグレーション:Webサービスを実現する最新および現行のテクノロジをベースに、リアルタイムな情報活用を実現し、企業ビジネスのコラボレーションを加速する「Interstage」の方向性を示す言葉です。
関連リンク
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