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[ PRESS RELEASE ](製品・サービス)
2004-0010
2004年1月15日
富士通株式会社

マルチサーバ「PRIMEFORCE」新ラインアップ3000シリーズ提供開始

〜性能カバーレンジを約60%向上し、従来より大規模な企業システムへの対応を強化〜

当社は、高性能・高信頼なグローバルサーバを中核とし、UNIXサーバ・IAサーバが連携可能なマルチサーバ「PRIMEFORCE(プライムフォース)」のラインアップを一新し、3000シリーズ19モデルの販売活動を1月15日より開始します。新製品は、最先端CMOSテクノロジ採用のプロセッサ搭載により、性能カバーレンジを従来シリーズ(注1)に比べ約60%向上しました。今回のラインアップは、従来より大規模な企業システムの構築を可能にする、当社IT基盤「TRIOLE(注2)」の構成製品です。

「PRIMEFORCE」3000シリーズは、高性能かつ高信頼なグローバルサーバ「GSシリーズ」を中核とし、UNIXサーバ「PRIMEPOWER(プライムパワー)」と、IAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」を融合したマルチサーバです。

プロセッサに最先端CMOSテクノロジを採用し、性能カバーレンジ、および最上位モデルの性能を、従来シリーズに比べ約60%向上するとともに、チャネル数(I/Oインタフェース)やメモリ容量を拡張し、より大規模なシステムへの対応を強化しています。ECC(注3)機構を制御系インタフェース部まで採用することで、信頼性も強化しました。

新ラインアップは、従来シリーズに比べ価格性能比を最大約30%向上させたコストパフォーマンスに優れたシリーズです。


「PRIMEFORCE」3000シリーズ

今日の企業経営では、ビジネス環境の急激な変化への素早い対応や効率化のため、柔軟性の高い情報システムのスピーディーな構築が重要となります。

「PRIMEFORCE」は、企業情報システムの中核を担う、当社のIT基盤「TRIOLE」を構成する製品です。グローバルサーバの基幹業務とUNIXサーバやIAサーバの新規業務をシームレスに連携可能で、既存資産を有効に活用しながらオンライン業務をインターネットに展開するなど、さまざまなシステムを構築できます。

「PRIMEFORCE」は、今後もハードウェア、ソフトウェア両面で最新技術を適用し、ミッドレンジからエンタープライズまでカバーする基幹システムへの対応や、オープンシステムとの連携を強化し、お客様に最適なソリューションを提供していきます。

【月額レンタル価格、および出荷時期】

製品名 月額レンタル価格(税別) 出荷時期
「PRIMEFORCE」3000シリーズ 53万8,000円より 1月下旬より

【販売目標】

「PRIMEFORCE」、「GSシリーズ」全体で、今後3年間で2,000台

【「PRIMEFORCE」3000シリーズの特長】

1. 最先端技術を採用し高性能化を実現
  • プロセッサに、世界最先端の0.13microm(マイクロメートル)銅配線CMOSテクノロジの採用、および二次キャッシュメモリ内蔵により、性能カバーレンジ、および最上位モデルの性能を従来シリーズに比べ約60%向上しました。
  • 最大搭載チャネル数(I/Oインタフェース)を従来シリーズ56から97まで拡大したことで、より大規模なシステムの構築を可能にします。
  • 最大搭載メモリ量を従来シリーズ2GBから4GBまで拡大しました。
2. 信頼性を強化
  • ECC機構を制御系インタフェース部まで採用し、信号伝送路の1ビット単位のエラーまで復元できます。
  • システムボードの三重化回路(注4)適用範囲を拡大することで、信頼性を強化しました。
  • 入力電源部は二重化し、活性保守も行えます。
3. 価格性能比を最大約30%向上
  • 従来シリーズと比較し価格性能比を最大約30%の向上を実現しました。
4. 専用コンソールとIAサーバ用コンソールの共用
  • 「PRIMEFORCE」専用コンソール(注5)とIAサーバ用コンソールを統合できるラック搭載型コンソールを提供します。従来サーバごとに必要だったコンソールを切り替えて使用できるとともに、同一ラック内に収容可能で省スペース化が図れます。
5. 基盤ソフトウェア「Global System Software21i(GSS21i)」の強化
  • オープンサーバとの連携を強化するために、共通の帳票配信機能や、グローバルサーバとの統合バックアップ機能を提供します。
  • 今後も、「インターネット対応業務の追加」「現行業務のWeb化」「業務連携・業務統合」「マルチサーバ連携の基盤」「高性能・高信頼を実現する基盤」の5つのカテゴリで、機能強化を図っていきます。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

用語説明

(注1)
従来シリーズ:「PRIMEFORCE」2100シリーズ。
(注2)
「TRIOLE」:社会・企業活動に要求される「ビジネスの成長・拡大」「スピーディーな業務構築」「システムの安定運用とTCO削減」を実現する当社のIT基盤。
(注3)
ECC:Error Checking and Correctingの略。メモリ等でデータに1ビットエラーが生じた場合に、データの復元を自動的に行う機能。
(注4)
三重化回路:故障時にも多数決論理で正しい値を選択する機能をもつ回路。
(注5)
コンソール:サーバ稼働状況を監視・把握する画面。

関連リンク

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