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富士通とレッドハット
〜Linux OSの機能強化とサポート支援を行う「共同開発推進室」を開設〜
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富士通とレッドハットは、本年5月のグローバル提携以降、ミッションクリティカル領域のLinuxソリューションにおいて、ソフトウェア開発、マーケティング、営業、システム構築、サポートを共同で実施してきました。両社は、富士通のIAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」向けに、「Red Hat Enterprise Linuxソリューション」を提供するなど、共同でLinuxソリューションの推進を積極的に展開しています。
今回、Linuxソリューションの一層の強化に向け、「共同開発推進室」を両社共同で開設します。本推進室の概要は、以下のとおりです。
名称 | : | 共同開発推進室 (Joint Development Organization) |
所在地 | : | 米国マサチューセッツ州ボストン市 |
活動開始時期 | : | 2003年12月18日 |
活動内容 | : | ・Linux OS機能の開発 ・日本、ならびに海外における富士通のサポート拠点に対する迅速なサポート支援 |
富士通は、海外拠点を含めたグローバルサポート体制を構築しています。Linuxシステム構築サービスや稼動支援など、日本同様の充実したLinuxサポートを実施することで、システムの設計・構築・導入から運用までのライフサイクルをカバーする、一貫したサポートを提供していきます。
さらに、欧州では富士通シーメンスコンピューターズ(FSC)が、Red Hat Enterprise Linuxのワンストップサポート体制を整え、本日より提供を開始します。
両社は今後、「共同開発推進室」での活動成果をLinuxコミュニティ(注1)と共有し、Linuxシステムの信頼性、機能、性能の向上を支援するとともに、Linuxの普及促進に貢献していきます。
富士通株式会社 サーバシステム事業本部長 山中 明は、「Linuxの適用範囲は、インターネットサーバから、アプリケーションサーバやデータベースサーバなどのミッションクリティカルシステムまで、急速に拡大しております。こうした市場動向を踏まえ、富士通ではグローバルサポート体制を構築しております。このたびは、Linuxをより安心してお使いいただくために、5月にグローバル提携した内容をベースに、両社が共同で「開発推進室」を開設し、両社の技術とノウハウを共有して、より強力なサポートをご提供いたします。」と述べています。
レッドハット ワールドワイド・セールス担当 上級副社長 アレックス・ピンチェフは、「富士通は、日本国内だけでなく国際的なエンタープライズサーバ市場におけるテクノロジリーダです。レッドハットと富士通が共同で「開発推進室」を設置して開発効率を高め、万全なバックライン・サポートの体制を整えることは、世界中のお客様にとって有益なものとなるでしょう。」と述べています。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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