[ PRESS RELEASE ](製品・サービス) |
2003-0208
2003年11月6日
富士通株式会社 |
PDFデータもExcel/Wordデータに変換し、利用できる
「表OCR for Excel V5.0」「文書OCR for Word V5.0」新発売
「表OCR for Excel」、および「文書OCR for Word」は、スキャナから取り込んだ原稿中の罫線・文字・数値・図を読み取り、認識結果をExcel、およびWordデータに変換するソフトウェアです。高い認識精度とシンプルな操作性でご好評いただいており、1999年3月発売以来、累計6万本の販売実績があります。
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表OCR for Excel V5.0 |
文書OCR for Word V5.0 |
今回の新製品では、表を含む資料のPDFデータの認識に対応することにより、「Adobe Reader」 や「Acrobat Reader」(*2)で表示したPDFデータのページ画像を認識して、ExcelやWordデータに変換することができます。ExcelとWord専用のOCRソフトウェアのなかで、PDFファイルの認識に対応したのは本製品が国内で初めてです。
これにより、Web上での開示や閲覧が増えてきた価格表や見積書、自治体の申請書など、表を含むPDFファイルの内容を、レイアウトを再現して活用できます。
さらに、従来のOCRソフトウェアでPDFデータを認識する場合、あらかじめ「Adobe Acrobat」のインストールが必要であったり、PDFファイルの全ページを画像化した後でしかできませんでした。本製品では「Adobe Acrobat」のインストールが不要であり、「Adobe Reader」 や「Acrobat Reader」で表示したページ画像をすぐに取り込んで認識することができ、より簡単にExcelやWordデータに変換してご利用いただけます。
また今回、「表OCR for Excel V5.0」「文書OCR for Word V5.0」を従来価格より40%値下げした7,800円にて提供し、お求めやすくしました(従来価格は1万2,800円)。さらに「表OCR for Excel」「文書OCR for Word」の両製品をセットにした「表OCR/文書OCR for Excel & Word V5.0」も新たに提供します。
【販売価格、出荷開始時期、および店頭販売開始日】
製品名 |
価格(税別) |
出荷開始時期 |
店頭販売開始日 |
「表OCR for Excel V5.0」 | 7,800円 | 11月21日より | 11月28日より |
「文書OCR for Word V5.0」 | 7,800円 |
「表OCR/文書OCR for Excel & Word V5.0」 | 1万2,800円 |
【販売目標】
今後1年間に「表OCR for Excel」「文書OCR for Word」全体で、4万本
【動作条件】
OS | : | 下記の各日本語Windows®にて動作します。 |
Microsoft® Windows® XP Professional |
Microsoft® Windows® XP Home Edition |
Microsoft® Windows® Millennium Edition |
Microsoft® Windows® 98 Operating System |
Microsoft® Windows® 2000 Professional |
Microsoft® Windows NT® Workstation4.0 |
CPU | : | Pentium 166MHz以上(300MHz以上推奨) |
メモリ | : | 64MB以上(128MB以上推奨) |
ディスク容量 | : | 「表OCR/文書OCR for Excel & Word V5.0」…200MB (使い方ムービーをインストールしない場合… 60MB以上) |
「表OCR for Excel V5.0」…100MB以上 |
「文書OCR for Word V5.0」…100MB以上 (使い方ムービーをインストールしない場合… 30MB以上) |
【商標について】
- Microsoft、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその国における登録商標です。
- Adobe、Adobe Acrobatは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
- その他の記載されている会社名、製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。
以上
用語説明
- (*1)OCR(Optical Character Reader):
- 紙面の文字に光をあて、その反射光線を受けてその文字が何であるかを識別して符号化し、文字認識をおこなうことです。最近のOCRソフトウェアでは、文字だけでなく罫線やレイアウトも読み取る技術も融合されています。
- (*2)「Adobe Reader」、「Acrobat Reader」 :
- アドビシステムズ社が提供している、Adobe PDF(Portable Document Format)ファイルを、主要なハードウェア、およびOSで表示や印刷をするための無償ソフトウェアです。
今回の「表OCR for Excel V5.0」「文書OCR for Word V5.0」の対応バージョンは、「Adobe Reader 6.0」と「Acrobat Reader 5.0.5」です。
関連リンク
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