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[ PRESS RELEASE ]
2003-0184
2003年10月2日
富士通株式会社

米国におけるIPv6の接続実験「Moonv6」に参加

当社は富士通ネットワーク・コミュニケーションズ(以下、FNC)と、10月6日より米国のニューハンプシャー大学 インターオペラビリティ・ラボラトリ (以下、UNH-IOL)にて開始される、IPv6の接続実験「Moonv6 IPv6 インターオペラビリティ・ネットワーク・プロジェクト」(Moonv6)に参加します。当社とFNCは、実験機器としてキャリア向けルータ「GeoStream(ジオストリーム)R920」を提供し、実験の技術サポートをおこないます。


GeoStream R920

Moonv6は、UNH-IOLなどが共同で、IPv6の実用化に向けて、機器の相互接続性、およびアプリケーションの実験をおこなうプロジェクトです。Moonv6は2つのフェーズで実施され、第1フェーズは10月6日から10月17日、第2フェーズは2004年1月に予定されています。

IPv6は、現在普及しているIPv4をベースにアドレス空間を広げ、さらにセキュリティ機能を追加したもので、今後訪れるユビキタス・インターネット社会を実現させるために、必要不可欠な技術です。

今回、当社とFNCが提供する「GeoStream R920」は、IPv4とIPv6との混在した環境に対応するとともに、IPv6へのシームレスな移行を可能にするために、IPv4/IPv6デュアルスタック機能、およびIPv6 over IPv4トンネリング機能をサポートしています。

また、「GeoStream R920」は装置構成を完全二重化し、障害時に、現用系モジュールから待機系モジュールへの切り替えを瞬時におこなうことにより、99.9999%のシステム稼働率を実現しています。さらに、VPN(仮想専用線)サービスや広域イーサネットサービスなど、さまざまな次世代アプリケーションに対応することが可能です。

当社グループは、今回の実験を通じてIPv6の普及に寄与するとともに、IT分野でのリーディング・カンパニーとして、IPネットワーク市場へさらに積極的に展開してまいります。

<<富士通ネットワーク・コミュニケーションズについて>>
(1)正式名:Fujitsu Network Communications, Inc.
(2)代表者:余伝 隆信(President & CEO)
(3)本社:米国テキサス州リチャードソン市
(4)事業内容:北米における光伝送システムの開発、製造、保守、販売

【商標について】

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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