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世界最高性能のリナックス PCクラスタシステムを受注
理化学研究所様に導入決定
本システムは、バイオインフォマティクスを主な用途としており、近年爆発的にデータ量が増加しているバイオテクノロジー分野において、ゲノム配列の相同性検索(*2)やタンパク質の構造・機能解析で現在稼動している最高性能のシステムと比べ、約7倍の性能が期待されるものです。 PCクラスタシステムは規模を増加することでスケーラブルなパフォーマンスを実現できるため、ここ数年のLinuxの普及、PCやPCサーバの高性能化を背景に国内外を問わずハイパフォーマンスコンピューティング分野で大学や研究機関を中心に導入が活発化しています。現在、世界の高性能計算機上位500システムの内、4分の1をPCクラスタが占めています。 しかし、これまでPCクラスタを利用するには高度な技術が必要であったため、部門単位やプロジェクト単位の利用にとどまるなど用途が限定されていました。 今回理化学研究所様より受注しましたシステムは、Grid技術などを駆使することで、中央研究所、横浜研究所、神戸研究所、播磨研究所などの広域研究拠点から誰にでも使える次世代の大型計算機センターシステムを構築するものです。また、本システムは、文部科学省が推進するITBL計画(*3)の計算ノードとして接続され、ITBL参加各機関の間で計算機資源を共有することが可能となる予定です。今後、本システムをモデルとして、民間での導入も急速に進むと予測されます。 当社は、Grid技術の適用に加え、これまでVPP(*4)システムで培ったコンパイラやジョブ制御機能をPCクラスタ用に移植するとともに、InfiniBand(*5)インターコネクトを高速ノード間通信として採用するなど、運用性に優れた高性能な並列コンピューティング環境を実現してまいります。 【商標について】記載されている製品名等の固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
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