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10ギガビットイーサネット相互接続の共同実験を実施− マルチベンダー間でのフルワイヤー接続に成功 −富士通株式会社、株式会社富士通研究所、アンリツ株式会社、住商エレクトロニクス株式会社、株式会社コムワース、東京エレクトロン株式会社、株式会社東陽テクニカ、株式会社パワードコム、日立電線株式会社、ファウンドリーネットワークスジャパン株式会社の10社は、共同で10ギガビットイーサネット相互接続実験を実施し、機器間の仕様上の差異を解消することで、各社が持ち寄った10ギガビットイーサネット機器それぞれの間でのフルワイヤスピード(*1)の中継性能を確認しました。複数ベンダーが共同して、10ギガビットイーサネット相互接続検証を行うのは、国内では初の試みです。 上記10社は、10ギガビットイーサネット対応のレイヤ2/レイヤ3のイーサネットスイッチ、ルータ、伝送装置に加え、10ギガビットイーサネット対応のパケット性能測定器やアナライザを持ち寄り、マルチベンダー間での相互接続試験および性能測定を実施しました。 今回の実験で10ギガビットイーサネット機器の相互接続性が確認されたことにより、ブロードバンド化が進む基幹ネットワークやインターネットデータセンターでの10ギガビットイーサネット製品の導入に加速がつくことが期待されます。 今回の技術的成果は、6月30日から幕張メッセで開催されている「NETWORLD+INTEROP 2003 TOKYO」会場の通信バックボーンにも適用されており、実験内容についての発表もおこないます。 今回行なった相互接続検証の概要は以下の通りです。 【実験の目的】10ギガビットイーサネット製品の相互接続に関わる実績作り、およびマルチベンダー相互接続のためのノウハウの蓄積。 【実験対象と提供ベンダー】
【実験期間】本年5月中から6月末まで 【実験の内容】今回の実験構成(基本構成)(図)に示します。今回実験に参加した各ベンダー製品の組み合わせ毎に相互接続性を実証しました。 主な実験項目は次の通りです。
図 今回の実験構成(基本構成) 【期待される効果】この実験実績によって、次のような効果が期待できます。
今後、各社は、本実験により得た相互接続に関わる技術ノウハウを用いて、より安定した10ギガビットイーサネット製品の提供と、その普及を図っていきます。 【用語解説】
【商標について】記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 以上 プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
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