[ PRESS RELEASE ](製品・サービス) |
2003-0139
2003年7月15日
富士通株式会社 |
コストパフォーマンスに優れた
IAサーバ「PRIMERGY」4モデルを販売開始
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当社は、IAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」について、性能強化と約20%の低価格化(*1)を図り、コストパフォーマンスを向上させたペディスタル型サーバ「TX200」、薄型ラックマウントサーバ「RX300」「RX200」およびコンパクトサーバ「RX100」の合計4モデルの販売活動を、7月15日より開始します。
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これらのモデルは、最新OS「Windows Server 2003」や中規模業務向けLinux OS「Red Hat Enterprise Linux ES」に対応(*2)しています。
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ペディスタル型サーバ「TX200」は、インテル社のCPU Xeon プロセッサ3.06GHzまたは2.4BGHzを2CPUまで拡張可能です。最大毎秒320メガバイトの高速データ転送を可能とするUltra320 SCSIインタフェース、毎秒1ギガビットの高速ネットワークを実現するギガビットLANなどの最新技術を標準搭載しています。従来モデル同様、サーバ管理機能や電源、ファンの冗長化などの耐障害機能に対応するなど高信頼・高性能を実現しつつ、約20%の低価格化を図ったコストパフォーマンスに優れたモデルです。
薄型ラックマウントサーバ「RX300」(厚さ2U:約9cm)および「RX200」(厚さ1U:約4.5cm)は、Xeonプロセッサ3.06GHzまたは2.4BGHzを2CPUまで拡張可能です。また、1CPUモデルのコンパクトサーバ「RX100」も、クロック周波数を高めるなど、
コストパフォーマンスを向上させています。
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TX200 |
全モデルで、信頼性、セキュリティ機能を強化したマイクロソフト社の最新OS 「Windows Server 2003」をプレインストールしたタイプを提供します。また、「TX200」「RX300」「RX200」では、部門アプリケーションサーバなど中規模業務に適したレッドハット社の最新Linux OS 「Red Hat Enterprise Linux ES」のインストール代行サービスをバンドルしたタイプ(*3)も新たに提供します。
当社は今後、高信頼性と連続稼働を実現するフォールトトレラント(FT)サーバを、「TX200」をベースに開発し、2003年度第3四半期に提供を開始する予定です。FTサーバは、IAサーバを用いた高信頼システムの構築を低価格で可能にするもので、ハードウェア障害によるダウン時間の最小化と障害からの容易な復旧ができます。
【販売価格および出荷時期】※標準構成価格です。
モデル名 | CPU | 希望小売価格(税別) | 出荷時期 |
PRIMERGY TX200 | Xeon 2.4BGHz×1 | 27万3,000円より | 7月15日より |
Xeon 3.06GHz×1 | 35万6,000円より |
PRIMERGY RX300 | Xeon 2.4BGHz×1 | 41万円より | 7月15日より |
Xeon 3.06GHz×1 | 49万3,000円より |
PRIMERGY RX200 | Xeon 2.4BGHz×1 | 36万8,000円より | 8月25日より |
Xeon 3.06GHz×1 | 45万1,000円より |
PRIMERGY RX100 | Celeron®2.0GHz×1 | 22万3,000円より | 7月15日より |
Pentium®4 2.4BGHz×1 | 22万8,000円より |
IAサーバ「PRIMERGY」は、「TRIOLE(トリオーレ)」を構成する製品です。「PRIMERGY」は、コストパフォーマンスと信頼性を合わせ持ち、SOHOから大企業まで、あらゆるお客様のさまざまなビジネスの成長を支えるサーバです。
今回発表した新製品およびFTサーバは、7月16日から18日まで、東京国際フォーラムで開催する当社のプライベートイベント「富士通ソリューションフォーラム2003」に出展する予定です。
【本製品の特長】
- 高性能CPUを搭載
- 「TX200」「RX300」「RX200」は、インテル®Xeonプロセッサ 3.06GHzまたは2.4BGHzを搭載し、2CPUまで拡張可能です。
- 「RX100」は、インテル®Pentium®4 プロセッサ2.4BGHzまたはCeleron®プロセッサ2.0GHzを搭載しています。
- 高速データ転送を実現する機能を搭載
- 「TX200」「RX300」「RX200」では、最大毎秒320メガバイトの高速データ転送をおこなえるUltra320 SCSIインタフェースをオンボードに標準装備しています。
- 全モデルで、毎秒1ギガビットの高速ネットワークを実現するギガビットLANをオンボードに標準装備しています。
- 「TX200」、「RX300」では、最大毎秒1067メガバイト、「RX200」では最大毎秒800メガバイトの転送速度を実現するPCI-Xのスロットを装備しています。
- 「Windows Server 2003」に対応
- 全モデルで、信頼性、セキュリティを強化したマイクロソフト社の最新OS「Windows Server 2003」をプレインストールしたタイプを提供します。
- Linuxへの対応を強化
- 「TX200」「RX300」「RX200」では、新たに中規模業務に適したレッドハット社最新Linux OS 「Red Hat Enterprise Linux ES」のインストール代行サービスをバンドルしたタイプを提供します。
- ハードウェアの冗長化に対応
- 「TX200」「RX300」では、電源やファンの冗長構成が可能です。
【用語説明】
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- (*1)
- 約20%の低価格化:「TX200」と従来モデル「F250」 の同一構成との比較です。
- (*2)
- 「RX100」は、「Red Hat Enterprise Linux ES」には対応していません。
- (*3)
- 「Red Hat Enterprise Linux ES」のインストール代行サービスをバンドルしたタイプ:米国レッドハット・インコーポレイテッドとの戦略的提携に基づいて強化された「SupportDesk Product基本サービス」が標準でついています。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
関連リンク
- 製品写真 JPEG 310KB
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