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[ PRESS RELEASE ]
2003年5月8日
富士通株式会社
レッドハット・インコーポレイテッド

富士通とレッドハット、
ミッションクリティカルなLinuxソリューションの提供でグローバルに提携

〜富士通のIAサーバ上で、「Red Hat Enterprise Linux」ソリューションを展開〜

富士通株式会社(本社:東京都港区 以下、「富士通」)と米国レッドハット・インコーポレイテッド(本社:米国ノースカロライナ州 以下、「レッドハット」)は、インテル®XeonTMプロセッサ、およびItanium®プロセッサを用いたIAサーバ上で、ミッションクリティカルなLinuxソリューションをご利用のお客様に対し、共同で「Red Hat Enterprise Linuxソリューション」の強化と提供をおこなうため、グローバルに戦略的に提携しました。本提携により、両社の協調関係はこれまで以上に強化され、富士通は、日本企業としては初めてのレッドハットとの戦略提携企業となります。

富士通、および富士通・シーメンス・コンピューターズを含む富士通の関連会社は、今回の提携により、同社のIAサーバ「PRIMERGY」において、「Red Hat Enterprise Linuxソリューション」の提供とサポートを、日本を始め、ワールドワイドに展開します。

また両社は、富士通のハードウェア上でミッションクリティカルな業務を遂行するのに最適な「Red Hat Enterprise Linux」の提供に向け、ソフトウェア開発、マーケティング、営業、システム構築、サポートにおいても協調します。さらに富士通は、同社の企業向け各種アプリケーションを「Red Hat Enterprise Linux」に対応させる予定で、お客様はレッドハットと富士通の統合ソリューションを十分に活用できます。

さらに、本契約では、ハイエンドの企業システムで必要とされるミッションクリティカルな機能をLinux用として強化するために、レッドハットの複数拠点において共同プロジェクトチームを作る予定です。

「Red Hat Enterprise Linux AS(Red Hat Linux Advanced Server)」は、レッドハットの企業向けの製品として最初に提供開始されました。2002年5月の発表以降、ミッションクリティカルな情報システム用として広く採用されています。同製品は、2003年2月28日までの第4四半期に、前期比で38%成長しています。最近、部門サーバや技術分野のワークステーションとして、「Red Hat Enterprise Linux ES」と、「Red Hat Enterprise Linux WS」を発表しました。

ミッションクリティカル分野における大規模情報システムのグローバルリーダである富士通は、2001年の3月からIAサーバ「PRIMERGY」と共に「Red Hat Linuxソリューション」を世界中で提供しています。レッドハットとの提携強化により、富士通は現在開発中のハイエンドのインテル®XeonTM、およびItanium®プロセッサ・ファミリをベースとしたLinuxサーバ用の先進的なソリューションを提供する予定です。

【富士通株式会社 コメント】

「本日発表したグローバルな提携は、単にレッドハットとの関係強化の一環としてだけではなく、富士通のハイエンドLinuxソリューション開発において重要な意味をもつものです。富士通は、レッドハットとの協調関係の拡大を通じて最も先進的なミッションクリティカルLinuxコンピューティングソリューションを世界中のお客様に提供します。」(エンタプライズシステム事業本部 本部長代理 山中 明)

【レッドハット・インコーポレイテッド コメント】

「富士通は、日本国内だけでなく国際的にエンタープライズサーバ市場におけるテクノロジリーダです。レッドハットと富士通が共同で構築する堅牢なエンタープライズソリューションは、世界中のお客様にとって有益なものとなるでしょう。」(上級副社長兼CFO ケビン・トンプソン)

【インテル・コーポレーション様のコメント】

「本日の発表は、インテルと富士通の協業による新しいメインフレームクラスのIA-Linuxサーバの開発を促進させるものです。富士通とレッドハットの提携は、インテルXeonプロセッサ及びItanium 2プロセッサ搭載のミッションクリティカル領域向けサーバの信頼性、機能、性能を向上させ、Linuxユーザーにとって有益なものとなるでしょう。」(上級副社長 兼 エンタープライズ プラットフォーム事業本部長 マイク・フィスター氏)

【オラクル・コーポレーション様のコメント】

「オラクル・コーポレーションでは、Linuxが企業向けのデータセンターにおいてますます重要になってくると考えています。また、富士通とレッドハットの戦略的な協業によって、お客様へのLinux提供を拡大します。オラクル・コーポレーションの製品は富士通の高性能で信頼性が高いサーバのビジネスを世界でサポートしてきました。Linuxベースのミッションクリティカルシステムを顧客に 提供する上でのキーテクノロジーとして、Oracle9i RAC(Oracle9i Real Application Clusters)を富士通と共同で推進していきます。」(Linuxプログラムオフィス バイスプレジデント デイブ・ダーゴ氏)

【ベリタスソフトウェア・コーポレーション様のコメント】

「ベリタスソフトウェアと富士通、そしてレッドハットは、お客様に最高のエンタープライズソリューションを提供するための戦略的ビジョンを共有しております。Linux上で稼動するベリタスソフトウェアの高可用性(ハイアベイラビリティ)、データ保護、そしてストレージ管理ソフトウェアと富士通の高性能サーバーを組み合わせることにより、高い信頼性と相互接続性を実現するLinuxプラットフォームをお客様に提供することができます。」(ビジネス デベロップメント兼ストラテジック アライアンス担当副社長 ケビン・レイニス氏)

【商標について】

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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