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[ PRESS RELEASE ]
2003-0106
2003年5月27日
富士通株式会社

ハイエンドモバイルPC市場向け
5400rpmの2.5型磁気ディスク装置 新発売


当社は、ハイエンドモバイルPC市場向けに、回転速度が毎分5400回転(rpm)で、最大容量が80ギガバイト(GB)の、高性能2.5型磁気ディスク装置(HDD)「MHT20xxAH」を開発しました。5月27日よりグローバルプロダクトとして販売活動を開始します。

本製品では、回転速度を5400rpmに高速化することで、従来製品(MHT20xxAT: 4200 rpm)と比較し、平均回転待ち時間(*1)を約22%短縮しています。また、バッファサイズも2MBから8MBに増やし高スループット化(*2)を図っています。 本製品は40GB、60GB、80GBのラインアップで、お客様の多様なニーズにお応えします。 また、本製品はハイエンドモバイルPC市場を中心に、ブレードサーバなど他の市場へも展開してまいります。


なお、本製品では従来製品と同様にGDTメディア(*3)を採用しています。記録密度は世界最高水準の10.7ギガビット/平方センチ(69ギガビット/平方インチ)です。

【サンプル販売価格およびサンプル出荷時期】

製品名販売価格(税別)出荷時期
「MHT20xxAH」別途見積り6月末より

【販売目標】

2003年度20万台
2004年度40万台※当社の決算期は3月末日です

【用語説明】

(*1)回転待ち時間 :
磁気ヘッドが目的のシリンダに到達した後、書込みまたは読出しをすべきセクタが磁気ヘッド位置まで回転してくるまでに要する時間です。
(*2)スループット :
単位時間あたりのデータ処理量です。
(*3)GDTメディア :
ガラス円板にテクスチャリング処理を施し、電磁変換特性を飛躍的に高める技術を採用したメディアです。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【「MHT20xxAH」装置仕様】

容量40/60/80GB
回転数5400rpm
平均シーク時間 Average12ms
データ転送速度100MB/s
バッファサイズ8MB
最大面密度10.7Gbit/sq.cm (69Gbit/sq.inch)
耐衝撃性動作時
非動作時
225G (2ms)
900G (1ms)
電源電圧+5V± 5%
消費電力R/W(typ)
Standby(typ)
Idle(typ)
2.3W
0.25W
0.85W
動作音アイドル時2.9Bels
重量99g以下

以上

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関連リンク

  • ハイエンドモバイルPC市場向け5400rpmの2.5型磁気ディスク装置製品写真 JPEG 244KB

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。


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