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[ PRESS RELEASE ]
2003-0079
2003年4月22日
富士通株式会社

自律バックアップ機能を搭載した
ストレージシステム「ETERNUS3000 SP」新発売

当社は、自律バックアップ機能(*1)を搭載したストレージシステム「ETERNUS3000 SP」の販売活動を4月22日より開始いたします。本製品を使用することで、無停止でデータバックアップが可能な業務システムを短期間で構築いただけます。

「ETERNUS(エターナス)3000 SP」は自律バックアップ機能を備えたストレージシステムで、ディスクアレイ「ETERNUS3000」にテープライブラリ「ETERNUS LT130」とバックアップ運用を管理するネットワークストレージサーバ「ETERNUS SP5000」を搭載しています。

ストレージシステム自身による自動バックアップ機能により、業務システムを停止することなくテープライブラリへのデータのバックアップができます。これにより、24時間365日無停止の業務システムの運用を支援します。

また、万一ディスクアレイ内のデータが破損しても、1ボリューム(*2)のデータを1秒以内で高速リストア(修復)できます。

さらに、あらかじめバックアップやリストアに必要な性能を算定して、機器やソフトウェアを構成・設計しているため、運用開始までの期間を、従来に比べ、約20%短縮することが可能です。

なお、6TBの容量と1時間あたり216 GBの処理性能を持つテープライブラリ「ETERNUS LT130」単体での販売活動も同時に開始します。


ETERNUS3000 SP

【販売価格および出荷時期】

製品名販売価格(税別)出荷時期
「ETERNUS3000 モデル200SP1」(*3)4,993万円より5月20日より
「ETERNUS3000 モデル200SP2」(*3) 8,071万円より
「ETERNUS3000 モデル400SP1」(*3) 6,755万円より
「ETERNUS3000 モデル400SP2」(*3) 9,954万円より
「ETERNUS LT130」277万円より

【販売目標】

今後2年間で1,000台(「ETERNUS3000 SP」全体)

【本製品の特長】

  1. 業務システムのデータを無停止でバックアップ
    自律バックアップ機能を搭載しているため、ディスクアレイからテープライブラリへのバックアップが自動でおこなわれます。テープライブラリは業務システムと直接接続する必要がないので、業務システムを停止することなくデータのバックアップができます。 また、万一ディスクアレイ内のデータが破損しても、1ボリューム(*2)を1秒以内で、高速リストアすることが可能です。
  2. 構成・設計から運用開始までの期間を20%短縮
    あらかじめバックアップやリストアに必要な性能を算定して、機器やソフトウェアを構成・設計しているため、運用開始までの期間を、従来に比べ、約20%短縮することが可能です。さらに、将来のデータ容量の増大に伴うシステム拡張にも柔軟に対応できるようラックを設計しています。
  3. 豊富なラインナップ
    スタンダードモデルと大規模なシステムにも対応できるエンタープライズモデルをそろえ、両モデルともにディスク容量8.76TBと17.5TBの2種類を用意し、お客様の業務要件に合わせて選択いただけます。

【用語説明】

(*1)
ストレージシステム自身が、自動でテープライブラリにバックアップを行う機能
(*2)
物理ディスクを論理的に分割した単位
(*3)
「モデル200SP」はスタンダードモデル、「モデル400SP」はエンタープライズモデル

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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