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FSMLabsのRTLinux/Pro、富士通のFR-Vプロセッサをサポート〜世界最高レベルのリアルタイム処理性能を実現〜富士通株式会社(以下 富士通、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋草 直之)とFSMLabs, Inc.(エフエスエムラボインク 以下 FSMLabs、本社:米ニューメキシコ州ソコロ、CEO:Dr. Victor Yodaiken ビクター・ヨダイケン)は、富士通のプロセッサ「FR-Vファミリ(*1)」を搭載した同社製の評価用ボード上で、FSMLabsが開発したリアルタイムOS「RTLinux/Pro(*2)(アールティーリナックスプロ)」の移植検証作業を行い、リアルタイム処理性能において世界最高レベルを実現いたしました。 「FR-Vファミリ」用の「RTLinux/Pro」は、「RTLinux/Pro for FR-V」として、FSMLabsの日本の拠点である(株)エフエスエムラボ・ジャパンから2月1日より販売開始いたします。 近年、Linuxを組み込みシステム用OSとして様々な機器に導入する企業が増えています。特に、動画の再生などを行うデジタルAV機器やカーナビゲーションなどの車載端末において、情報をスムーズに処理するためにリアルタイム処理は欠くことのできない要素となっています。 富士通のプロセッサ「FR-Vファミリ」は、デジタル家電、モバイル製品などにおける高性能なマルチメディア処理を低消費電力で実現しています。 FSMLabsの「RTLinux/Pro」は、割り込み(リアルタイム処理を必要とする要求)処理に対する最長応答時間の保証ができ、高度な信頼性、POSIX(*3)準拠のAPI(*4)による高操作性、およびリアルタイム通信などのオプション機能の拡張インターフェースなど、リアルタイム性能に関する優れた特長を持っています。 「FR-Vファミリ」に「RTLinux/Pro」を組み込むことにより、世界最高レベルのリアルタイム性能を実現いたしました。割込みの発生から割込み処理プログラムが起動されるまでの応答時間は、ベストケースでは1マイクロセカンド(μs)以下の高速性を達成し、最長でも34μsと、従来の他社製リアルタイムOSよりもはるかに高い性能となっています。応答時間が短いことが、リアルタイムOSとしての重要な性能基準となります。 両社は今後も、富士通のプロセッサ「FR-Vファミリ」および「RTLinux/Pro for FR-V」のさらなる高性能化を追求し、デジタルAV機器、車載端末などを中心に幅広いニーズにお応えしてまいります。 【提供時期】2月1日 【 FSMLabs, Inc.の概要 】
【注釈】
【商標について】
以 上 関連リンク
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