[ PRESS RELEASE ] |
2003-0016
平成15年1月16日
富士通株式会社
富士通ミドルウェア株式会社 |
タブレットPCに最適な手書き入力機能を新たに搭載
日本語入力ユーティリティ「Japanist 2003」新発売
当社はこのほど、手書き入力機能を新たに搭載した日本語入力ユーティリティ「Japanist 2003(ジャパニスト2003)」を開発し、当社および富士通ミドルウェア(代表取締役社長:棚倉由行、本社:横浜市)を通じて1月16日より販売開始します。(店頭販売は2月7日より開始します。)
「Japanist」は、最初に入力した2文字から単語を予測する「入力予測機能」を備え、パソコンに標準的に搭載されている日本語入力システムの約2.5倍の日本語入力効率を実現しました。新製品では、タブレットPC(*1)に標準的に搭載されている手書き入力機能よりも高い文字認識率を備えた手書き入力機能を搭載し、「入力予測機能」と組み合わせることで、タブレットPCやタブレット入力環境でも効率的な文字入力が可能です。
【主な新機能】
- タブレットPCやタブレット入力環境に最適な手書き入力機能
字形と筆順から文字認識を行う「ハイブリッド認識」や、マス目を気にせずに自由度の高い書き込みが可能な「枠無し入力モード」、個人の書き方の癖を学習する機能などで高度な文字認識率を実現しました。
- 効率的な文書作成を支援する「ヒント表示機能」
文字を変換する際、同音語の使い分けとともに、類義語も表示する「ヒント表示機能」を搭載しています。
- 任意の場所に配置可能な「メディアパネル」
辞書の利用やクリップアートの検索がいつでもできる「メディアパネル」を、画面上の好きな場所に配置できるようにし、利便性を高めました。
また、他の日本語入力システムとの互換性を強化(*2)するとともに、当社独自の「親指シフト入力(*3)」を106/109日本語キーボードでも可能にする「親指シフトエミュレーション機能」使用時のキーカスタマイズを簡単にしました(*4)。
【販売価格】
5,800円(税別)
【販売時期】
1月16日より(店頭販売は2月7日より)
【販売目標】
今後1年間で4万本
【注釈】
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- *1:タブレットPC
- マイクロソフト社の「WindowsR XP Professional」をベースに、手書き文字認識機能や音声機能などを追加したOS「MicrosoftR WindowsR XP Tablet PC Edition」を搭載しており、マウスやキーボードの代わりに、ペンによる入力が可能なパソコンのことです。
- *2:他の日本語入力システムとの互換性を強化
- MicrosoftR IME(マイクロソフト社製の日本語入力システム)やATOKR(ジャストシステム社製の日本語入力システム)のキー操作方法との互換性を強化しました。
また、ユーザによってカスタマイズ設定が行われているMicrosoftR IMEやATOKRの環境から「Japanist」に移行する際、そのカスタマイズ設定を引き継いだまま自動的に移行できます。
- *3:親指シフト入力
- 当社ワープロ専用機「OASYS(オアシス)」にて、日本語を高速入力できる入力方式として実用化しました。パソコンで標準的な106/109日本語キーボードでは、かな文字キーを4段に分けて配置するところを、3段に配置することで指の移動範囲を少なくして高速な入力を可能としました。また、濁点や半濁点着きの文字も一度のキー操作で入力できるなどの特長があります。
- *4:「親指シフトエミュレーション機能」使用時のキーカスタマイズを簡単にしました
- キー操作設定を行う際、使用するキーボードのキー配列に合わせたインタフェースを表示する機能を追加しました。
【商標】
記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
以 上
関連リンク
- 製品写真 JPEG 290KB
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